瀬戸内産業芸術祭
2025-01-29 13:27:42

瀬戸内産業芸術祭、2026年に初開催へ向けたモニターツアー実施

瀬戸内産業芸術祭、2026年初開催へ向けたモニターツアー



2026年に初めて開催される「瀬戸内産業芸術祭」のモニターツアーが、2025年1月29日から31日の間に実施されることが決定しました。このイベントは地域の多様な産業を舞台にしたアートイベントで、地域文化と産業の新たな観光資源を創出することを目指しています。

モニターツアーの概要


モニターツアーは、岡山県玉野市の宇野エリアを中心に行われ、参加企業としてはナイカイ塩業株式会社、株式会社宮原製作所、株式会社パワーエックスの3社が選ばれました。このツアーでは、各参加企業の工場を巡ることで、それぞれの産業の魅力や特徴を直接体感できる貴重な体験が提供されます。

特に注目されるのは、このイベントが国土交通省の「レガシー形成事業」として採択されている点です。来訪者は、造船、石材業、鉄鋼業、さらには食文化など、瀬戸内地域の多彩な産業を新たな視点で理解し、発見する機会を得ることができます。工場はアートが展示される「美術館」として再構築され、訪問者はアートを通じて企業のものづくりの知恵や思想に触れることが出来ます。

参加企業とその魅力


ナイカイ塩業株式会社


ナイカイ塩業は高純度の食塩を製造する企業で、江戸時代から続く伝統技術を持ちながら、環境に配慮した生産を行っています。また、今回の展覧会では「食塩の純度に触れる」というテーマで展示を行います。

株式会社宮原製作所


宮原製作所は、舶用エンジン部品の制作を手掛けており、高精度な金属加工技術が特徴です。この工場では「舶用エンジンの精度を体感する」というテーマのもと、製造過程を体験することができます。

株式会社パワーエックス


パワーエックスは、次世代のエネルギーカンパニーとして、大型蓄電池を主力とした製品を提供しています。展示テーマは「電気と蓄電の可視化」で、最新のテクノロジーに触れることができる貴重な機会です。

地域とアートの融合を目指して


このモニターツアーを通じて得られた意見やフィードバックは、2026年の正式開催に向けてさらに内容を充実させるために活用されます。地域社会への貢献ならびに産業の発信を図ることによって、新たな人材の採用や地域振興にも寄与することが期待されています。

アートと産業の新しい形を探る「瀬戸内産業芸術祭」が、このモニターツアーを契機に地域の活性化を促進し、持続可能な発展を遂げることにおおいに期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社パワーエックス
住所
東京都港区赤坂ミッドタウン・タワー43階
電話番号

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