埼玉でPicTrée試験実施
2025-06-27 10:38:09

埼玉で進化する社会貢献型ゲーム「PicTrée」の実証試験

埼玉で進化する社会貢献型ゲーム「PicTrée」の実証試験



埼玉県の所沢市と狭山市において、参加型社会貢献コンテンツ「PicTrée」の実証試験が行われることが発表されました。この取り組みは、シンガポールを拠点とするDigital Entertainment Asset Pte. Ltd.(DEA)や東京電力パワーグリッド株式会社、Greenway Grid Global Pte.Ltd.の共同プロジェクトとして進められており、地域の持続可能な発展に寄与することを目的としています。

「PicTrée」とは、電柱やマンホールなどのインフラ設備を撮影し、それを通じて社会課題の解決に貢献するゲームアプリです。ユーザーは自分の周囲にある電力アセットの写真を投稿し、その距離を競い合うことで、インフラの状態を把握したり、設備の異常を早期に発見する手助けをしています。

実証試験の背景



これまでにDEAと其のパートナー企業は、群馬県、東京都、静岡県において「PicTrée」の実証試験を行い、多くのユーザーから得られた情報がインフラの状況把握に有用であることを確認しました。これにより、ゲームを通じて地域住民が積極的にインフラの保守に関与できる仕組みが整いつつあります。

特に、今後実施される「ツル・ツタ大作戦!」では、電柱に巻き付くツルやツタの早期発見を目的としており、埼玉県所沢市と狭山市もその対象地域に追加されました。これにより、追加で報告される電柱の状態が実際にどのような改善に繋がるのか、期待が高まります。

実証内容と期間



埼玉県における「ツル・ツタ大作戦!」の実施期間は2025年7月19日から8月29日までを予定しています。この間、地域住民がインフラの状態を把握するための写真を投稿し、その成果を楽しむことができるようになります。この試みは、地域の防災や安全の観点からも重要な役割を果たすと考えられています。

参加する意義



「PicTrée」は単なるゲームではなく、参加者が地域社会に貢献できる重要なプラットフォームです。ユーザーがゲーム内で達成した成果に応じて、報酬としてギフト券や暗号資産を獲得できるため、楽しみながら社会貢献を実感できるのも魅力です。ゲームを通じて培われる地域への理解や意識の向上が、持続可能な社会の実現の一助となることを目指します。

今後の展望



DEAおよびそのパートナー企業は、今後も「PicTrée」の実証試験を通じて得られるデータを分析し、社会貢献の手法を更に洗練させていく予定です。また、実証試験からの結果を基に、コンテンツの改善やサービスの多角化についても検討が進められています。

このような取り組みにより、地域の人々がインフラに対して高い意識を持ち、参加することが奨励されれば、より良い地域社会が形成されることでしょう。

詳細は、PicTrée公式サイトをご覧ください。



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会社情報

会社名
Digital Entertainment Asset Pte.Ltd
住所
#11-01 TWENTY ANSON SINGAPORE20 ANSON ROAD
電話番号

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