東急電鉄公式サイトがウェブグランプリでダブル受賞！その成果と今後の展望

東急電鉄公式サイトが第13回ウェブグランプリでダブル受賞

2023年6月、東急株式会社と東急電鉄株式会社が全面リニューアルした「東急・東急電鉄公式サイト」が、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会デジタルマーケティング研究機構主催の第13回ウェブグランプリにおいて「アクセシビリティ賞」の優秀賞を受賞しました。この受賞により、すでに「企業BtoCサイト賞」の優秀賞も獲得しており、栄えあるダブル受賞を達成したことになります。

ウェブグランプリとは？

ウェブグランプリは、優れた実績を残した企業や人物を表彰するイベントで、特にウェブサイトの健全な発展を目的としています。「アクセシビリティ賞」は、サイトが高齢者や障がい者を含むすべての人にとって利用しやすいかどうかを評価の基準としており、「ストレスなく」「より快適に」情報を取得できることが求められます。

サイトリニューアルのポイント

今回の受賞に至った大きな要因は、リニューアルにおいて特にスマートフォンでの操作性を重視したデザインの採用です。利用者はアクセス数が多いページにスムーズに移動できる構成が施され、運行情報は視覚的に一目で確認できるように改良されました。また、各駅の情報はバリアフリー設備や駅構内図とともに見やすくデザイン刷新されています。

数字としても、ユーザーからのアクセスを効率的に捉えることが可能で、実際に評価の声として「スマートフォンでも使いやすい」との意見が寄せられました。今後も、WCAG 2.2 Level AAの基準に準拠したウェブアクセシビリティの向上に取り組む姿勢を示しています。

デジタルとリアルの融合

東急電鉄は、2023年5月に発表した「DXレポート」において、顧客のニーズに合った新たな価値を提供し続けること、及び「リアルとデジタルの融合による次世代のまちづくり」を推進する意向を示しました。2024年から2026年にかけて実施される中期事業戦略では、デジタルツールを駆使し、顧客体験を向上させることとともに、人と情報が豊かに行き交う地域社会の創出を目指しています。

顧客接点の拡充

「東急・東急電鉄公式サイト」を通じて、同社グループ全体の顧客接点を拡大し、異なる情報提供を実現することによって、東急は今後もお客さま一人ひとりのライフスタイルを育むサービスを展開していく予定です。デジタルの力を最大限活用しつつ、地域社会に貢献し続ける姿勢は今後も変わらないでしょう。

劇的に変化していく時代において、東急電鉄はその存在意義を高めつつ、社会に必要とされるサービスを提供していく決意を持って前進しています。これからの取り組みがどのような効果をもたらすのか、ますます注目が集まるところです。