YOJOの快進撃
2020-08-17 10:00:22
新たなオンライン薬局「YOJO」が1万人の友達登録を達成
新たなオンライン薬局「YOJO」が注目される
オンライン医薬品の購入をより手軽にした「YOJO」は、最近LINE公式アカウントの友達登録者数が1万人を超えた。心身の悩みに対し、薬剤師が直接相談に応じ、必要な医薬品の提案、購入、配送、さらにはアフターフォローまでをオンラインで完結させることができる。
「YOJO」のサービス内容
「YOJO」は特に女性の不定愁訴に注目し、「頭が重い」「イライラする」「疲れが取れない」など、日常の小さな体調不良に対する相談が可能だ。ユーザーは、無料で提案される医薬品を月額数千円というリーズナブルな価格で購入することができ、従来の高額な漢方薬局とは一線を画している。この自動化されたサービスは、従来の薬局が行っていたフローを効率化し、手間を軽減することに成功している。
セルフメディケーションの重要性
世界保健機関(WHO)が定義するセルフメディケーションは、自分自身の健康に責任を持つことを意味する。高齢化や生活習慣病の増加に伴い、国としてもこの取り組みが推進されており、そのためには個人に適切なサポートが必要とされる。「YOJO」は、日常的に健康をチェックし、軽度の体調不良に自分で対処できるようにするための道具として機能している。
会社の成り立ちと背景
「YOJO」は2018年12月に創業されたスタートアップで、医師とエンジニアという異なるバックグラウンドを持った2名が中心に構成されている。古くから日本や東洋で重視されてきた「養生」の概念を現代のIT技術と融合させ、より多くの人がセルフメディケーションを実践できる社会を目指している。
登録者数1万人の突破
「YOJO」は2019年7月にサービスを開始し、2020年8月にLINE公式アカウントの友達登録者数が1万人を突破した。この数字は、特に新型コロナウイルスの影響により、病院に行くことへの心理的なハードルが上がっている現状において、オンラインでの健康相談と薬の購入がどれほど利用者にとって有意義であるかを示している。このように、外出自粛の影響で心身の不調を訴える人が増えている中で、オンライン相談のニーズが高まっている。
今後の展望
現在「YOJO」が提供するサービスは主に女性の不定愁訴に限定されているが、今後は対応可能な症状や取り扱う医薬品の幅を広げる方針だ。このように進化を続ける「YOJO」は、今後ますます多くの人々のセルフメディケーションを支援する役割を果たすことが期待されている。
会社概要
PharmaX株式会社は、東京都新宿区に本社を置き、オンライン薬局の運営と薬局OSの開発を手がけている。代表取締役は辻裕介氏で、2018年に設立され、2020年には薬局サービスのさらなる展開を行っている。公式ウェブサイトや求人情報も用意されており、さらなる成長が見込まれる企業である。
会社情報
- 会社名
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PharmaX株式会社
- 住所
- 東京都文京区本郷5-25-18ハイテク本郷ビル102
- 電話番号
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