メタバースで学ぶ「Fujisawa メタパラダイス of Arts」
2024年9月21日、藤沢市で「Fujisawa メタパラダイス of Arts スピンオフ」が開催されます。このイベントは、文部科学省が委託した事業の一環で、障害者の生涯学習や余暇の選択肢としてメタバースを取り入れ、学びの場を提供するためのものです。今回のスピンオフイベントは、「第49回 藤沢市民まつり」と合わせて行われ、参加者には新しい学びの体験が待っています。
メタバース会場「SPHERE」の魅力
会場は昨年オープンしたメタバース空間「SPHERE」で、藤沢市の公式マスコットキャラクター「ふじキュン♡」も登場する楽しい環境です。この特別なワールドでは、参加者が自由に体験できるアクティビティが用意されています。
当日は地域の学生が運営するアバターを使ったワークショップも行われ、参加者は自身のアバターを通じてワークショップに参加できるのが魅力です。また、会場内には藤沢支援学校の生徒たちの作品が約120点展示されており、カンボジアの障害児たちの作品も展示されます(NPO法人エファジャパンの協力による)。写真やアートを通じて、障害を持つ子どもたちの心の内を感じることができる貴重な機会です。
ワークショップの内容とテーマ
ワークショップスケジュール
- - 19:00~19:30: ニューロダイバーシティ(発達障害)を知る
登壇者: 市田 悠貴さん
自身の診断歴を持つ市田さんが、自分の特性を活かした支援活動についてお話します。どうすれば同じような悩みをもつ人たちを助けられるのか、彼の経験に基づいた貴重な知見が得られます。
- - 19:30~20:00: 対話で深まるニューロダイバーシティ
登壇者: 木村 遥さん
市田さんの話を受けて、参加者同士で「対話」を楽しむ時間を設けます。「対話室」を設置し、安心して自由な意見交換を行うことができます。
参加方法と料金
参加方法は非常にシンプルです。事前の登録は不要で、興味がある方は好きな方法で参加できます。スマートフォンやパソコンからメタバース内にアクセスすることも、YouTubeライブで見ることも可能です。なお、参加費は無料です。様々な方に障害者支援への理解を深めていただくために、気軽にご参加いただければと考えています。
このイベントは、障害者支援の意義を広げる一助となり、地域の人々が多様性や共生の大切さを学ぶ良い機会です。ぜひ皆さんも、「Fujisawa メタパラダイス of Arts」に参加して、学びの体験を共有してください。
認定NPO法人藤沢市民活動推進機構について
この事業を推進する認定NPO法人藤沢市民活動推進機構は、まちの活性化に取り組む団体で、同団体が行う公益事業は、NPOや行政、企業との連携を通じてより良い地域づくりにつながっています。所在地は神奈川県藤沢市、代表は手塚明美氏で、1998年に設立されました。
発信元: 認定NPO法人藤沢市民活動推進機構
公式HP:
https://f-npocafe.or.jp/