TCB東京中央美容外科の宗像医師がIMCAS ASIA 2025で成果発表
2025年6月、タイのバンコクで開催された国際美容医療学会「IMCAS ASIA 2025」にて、TCB東京中央美容外科の宗像寿祥医師が中高齢者向けの二重埋没法の中期成績を発表しました。この発表は、多くの専門医や美容関係者が集まる中で行われ、特に注目を集めました。
発表内容の概要
発表のタイトルは「UMEDA study: Upper eyelid burial surgery for middle-aged and elderly patients with dermatochalasis」で、中高齢者の上眼瞼における皮膚弛緩に焦点を当てています。この研究では、重瞼術を希望する中高年層の患者がどのような手術結果を示すかを探るために、45歳以上の女性291例と、18歳から39歳の女性530例を比較しました。
この研究の目的は、埋没式重瞼術の後に発生する再施術や糸の抜糸がどれだけ起こるかを調査し、それを基に両年齢層の手術成績の違いを明らかにすることです。
中高齢者の術後経過
調査結果では、中高齢者群では観察期間内に45例(15.6%)のイベントが発生したのに対し、若年者群では38例(7.2%)という結果が得られました。特に、術後12ヶ月後の累積イベント発生率は中高齢者群で17.2%、若年者群で7.2%と、若年層よりも高い数字が出ています。
この結果は、上眼瞼の皮膚弛緩がある中高齢者でも埋没式重瞼術が有効な選択肢になる可能性を示唆しており、これにより患者にとっての新たな希望を提供しています。
IMCAS ASIA 2025の開催概要
IMCAS Asia 2025は、2025年6月6日から8日まで開催され、参加者数は3,318人、講演者310人、セッション104、出展数123と、規模の大きい学会が行われました。学術の発展が期待される中、特に美容医療分野における新しいトレンドや研究結果が発表される場として重要な役割を果たしました。
これまでのTCBの学術研究活動
TCB東京中央美容外科では、これまでにさまざまな学術研究を行っており、特に美容医療における新しい手法や治療成績について論文を発表しています。これにより、クリニックとしてだけでなく、研究機関としてもその地位を確立しています。2025年には、理想的な鼻角度や長期における施術の安定性についても研究を行っています。これらの研究は、患者に対してより安全で効果的な施術を提供するための基盤を築くために重要です。
TCBの理念
TCB東京中央美容外科は、患者一人ひとりの「キレイを幸せに」を実現することを目指しています。美容医療の分野で最先端の技術を提供し、患者の理想を追求するために、徹底したカウンセリングとシミュレーションを行っています。全国に105院を展開するTCBは、その豊富な経験を活かし、常に最新の研究結果を基にした施術を行っています。これからも美容医療の発展に寄与し続けるTCBの取り組みに期待が寄せられます。
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