日本のスタートアップを支える新たなコミュニティ「Leading Startup Square」とは

日本のスタートアップを支える「Leading Startup Square」とは

近年、スタートアップは社会のさまざまな課題を解決する力を持つ存在として注目されています。その背景には、国を挙げてスタートアップを育成する「新しい資本主義」へのシフトがあります。このような流れの中、2023年に「Leading Startup Square」（通称：LSS）が設立されました。

LSSは、成長を希望するスタートアップ経営者が集い、相互に情報を共有し合う完全招待制のコミュニティです。ここでは、同じ志を持つ経営者同士が出会い、学び、繋がりを深めることで、さらなる成長が期待されています。

LSSの設立背景

設立者である御幡勇気氏は、スタートアップ同士の強固なネットワークを生み出し、参加者が共に成長する場を作りたいと考えています。2023年12月には、東京・日本橋にて「スタートアップ大忘年会2023」と題したカンファレンスが開催され、約120社のスタートアップが一堂に集まりました。このイベントでは、資金調達やIPO、海外進出に関するパネルディスカッションが行われ、多くのスタートアップ経営者が集まりました。

具体的な取り組み

LSSでは今後、スタートアップ経営に資するための情報提供や、経営者同士の交流を促進する勉強会やカンファレンスを予定しています。さらに、スタートアップの成長段階に応じた企業マッチングや、VCやエンジェル投資家からの資金調達支援なども行われる予定です。

このようなプラットフォームは、特にアーリー・ミドル期の企業だけでなく、レイター期やIPO後の企業にとっても大いに活用できるものとなっています。

発起人の思い

御幡氏は、LSSを通じて参加者が利他の精神を持ち、相互に助け合える関係を築くことを目指しています。具体的には、参加者が資金調達に苦戦している時には、他のメンバーが投資家を紹介してくれるような関係を育むことを期待しています。
「私たちは、24時間365日、いつでも参加者が繋がれる環境を整えていきます。このコミュニティがじわじわと拡大していくことで、参加者のビジネス成長に繋がることを願っています。」と語っています。