Philipsオーディオ100周年で受賞した「Century」シリーズの魅力とは？

Philipsオーディオは、100周年を迎えるにあたり、特別なモデル「Century」シリーズを発表しました。このシリーズからは、VGP2026で部門賞を受賞した2機種が登場しました。まず一つ目は、Philips SHP9500CY（市場想定価格：税込13,200円）です。これは開放型のオーバーヘッド型ヘッドホンで、特にボーカルとインストゥルメントの分離感が優れており、リッチな音場を実現しています。このヘッドホンは70年代をイメージしており、ブラックとブラウンのシックなデザインが特徴です。「FREDDIE」という愛称を持つこのモデルは、50mmのネオジムドライバーを搭載し、全帯域にわたって自然な音質を提供します。特に注目すべきは、15度傾斜がつけられたドライバー設計により、リスニング体験が一層向上する点です。

続いてご紹介するのは、Philips TAV2000というBluetoothスピーカーです。このモデルは、レトロなデザインがインテリアにマッチするように設計されており、ワイドFMに対応したラジオチューナーも搭載しています。Bluetooth 5.4に対応し、AACにも対応しているため、さらに多様な使用シーンをサポートします。充電式バッテリーを搭載し、ポータブル性にも優れているため、アウトドアでも活躍してくれる存在です。TAV2000には「JANET」という愛称が付けられ、2026年1月に国内販売が予定されています。

VGPについてですが、これは1987年にスタートした日本国内最大級のオーディオビジュアル機器の総合アワードです。専門家による厳正な審査を通過した製品だけが受賞の栄誉を得ます。今年も数多くの製品が選ばれましたが、Philipsの「Century」シリーズは目を引くアイテムとして位置付けられています。

TP Visionは、オランダ・アムステルダムに本社を置くメーカーで、Philipsブランドのさまざまなオーディオ・ビジュアル製品の開発に注力しています。このような革新的な製品群により、ユーザーに優れた音の体験を提供することを目指しているのです。

この「Century」シリーズのヘッドホンとスピーカーは、高品質な音質と魅力的なデザインの両方を兼ね備えた製品として、多くのオーディオファンに受け入れられることでしょう。これからもPhilipsのさらなる発展が期待されます。