コロナを乗り切る!三河の「はにゃまる」コラボが笑顔を届ける

コロナ禍によって多くの業種が影響を受けている中、愛知県三河地方では、地域の企業が協力し合い新しい取り組みを始めています。その一環として誕生した「はにゃまるもちセット」は、異業種間のコラボレーションをさらに進めることを目指しています。

コラボの始まり

2020年11月、和菓子店のとみかわやと金属加工業の山本製作所が、90周年イベントにおいて初めて手を組みました。このイベントでは、とみかわやの黒糖どら焼きとドゥクールのジェラートを組み合わせた「コラボジェラート」が登場し、来場者から好評を得ました。コロナ禍で満たされない思いを抱える地域に、笑顔を届けたいという共通の想いが、このタッグを生み出しました。

新たなコラボ商品「はにゃまるもちセット」

今回発表された「はにゃまるもちセット」は、地域の特産品である八名丸さといもともち米を使用した「はなまるもち」と、山本製作所の真鍮製和菓子ピックがセットになった商品です。両社が協力し、地域の人々を笑顔にするために商品開発を行いました。2020年12月26日から、とみかわやのオンラインショップで予約販売が始まります。お値段は税込2,888円。「はなまるもち」6個入りと、可愛いピックがセットになっています。

「はなまるもち」とは

「奥三河はなまるもち」は、地元の素材を生かした手作りのお菓子で、甘じょっぱい味噌餡をもっちりとした餅で包んだ逸品です。新しいけれども懐かしさも感じさせるその味わいは、地域の人々に愛されています。その特徴あるパッケージも人気で、贈り物としても重宝されています。

オリジナルの和菓子ピック

特に注目すべきは、山本製作所が手掛けた真鍮製の和菓子ピックです。デザインには猫の足跡と花があしらわれており、1本1本が手作りされています。抗菌作用があり、使うほどに色が変化していく真鍮は、独特の雰囲気を醸し出します。このピックは、繊細な和菓子を食べるために最適な形状に仕上げられています。

地域に元気を届けたい

この異業種コラボレーションには、業界や規模に関わらず、共通の「地域に笑顔と元気を届けたい」という想いが反映されています。どちらの企業も、コロナの影響を受けながらも、地域の人々に喜んでもらえる製品を提供し続けるための努力を惜しみません。双方の社長は、コロナ禍を共に乗り越える仲間として、これからも地域に貢献する姿勢を崩さずに活動していく意向を示しています。

今後の展望

「はにゃまるもちセット」プロジェクトはただの販売に留まらず、地域を元気にするための取り組みとしても広がっていくでしょう。コロナ禍の中で、少しでも地元に活気を取り戻し、皆が笑顔になれるような未来を描いています。そんな思いを胸に、両社は今後も新しいアイデアや商品開発を続けていきます。

この機会にぜひ、ユニークで愛らしい「はにゃまるもちセット」を手に取ってみてください。そして、地元の心を感じながら楽しんでいただければと思います。