新宿区に新しい風を吹き込む『ペンギンPal』
新宿区下落合に、注目のベーカリーが登場します。2025年1月に竣工予定の小規模商業ビル『コレタス目白』の1階に、北海道から進出する新ブランド「ペンギンPal」がオープンすることが決定しました。このニュースは、目白銀座商店会の活性化を目指す取り組みとして大きな期待を寄せられています。
コレタス目白の開発背景
このビルの開発は、株式会社トラスト・ファイブが手がけています。目白は歴史ある商店街でありながら、近年は住宅化が進んでいます。空き店舗問題は、表面的には解決を見せているように思えますが、実際には商店街の本来の機能が失われているのが実情です。前所有者がこの土地を商業ビルとして活用してほしいと託した思いを受け、トラスト・ファイブは目白銀座商店会の活性化に努めるために新しいビルの開発に取り組みました。
焼きたてパンで商店街を活性化
新たに開店する「ペンギンPal」は、これまで郊外型のベーカリーを展開してきた「ペンギンベーカリー」の新業態です。北海道産小麦だけで作られる焼きたてのパンを、もっと多くの人に届けたく、都心型の小規模店舗を展開する方針を掲げています。
「ペンギンPal」の旗艦店をコレタス目白に選んだ理由は、このエリアの立地条件と、多くの顧客が住んでいることにあります。東京支社からのアクセスも良く、展開にぴったりの場所だと運営側は述べています。
ペンギンベーカリーの魅力
ペンギンベーカリーは、北海道産小麦を使用した焼きたてパンの美味しさを広めることを目的とし、2021年からFC展開を開始。全国に54店舗を展開するまでに至りました。カレーパングランプリで日本一に輝くなど、数々の受賞歴も誇ります。また、メディアでの露出も多く、多くのファンを魅了してきました。
コレタスの挑戦
『コレタス』は、新たなビジネスモデルの創造を目指します。スモールビルの特徴を生かし、テナントファーストの精神で、地域やテナントの特性を考慮したビル造りに取り組みます。高い機能性とデザイン性を兼ね備えた空間は、訪れる人々にとって魅力的で、商業機能を喪失しない商店街の再生に寄与することを目指しています。
未来に向けて
コレタス目白とペンギンPalは、地域に新しい価値を提供し、商店街の活性化に大きく寄与することでしょう。選ばれた店舗の個性と土地の特徴を融合させることで、地元の人々に愛される存在になることが期待されます。目白の未来を変えるこの取り組み、皆さんもぜひお楽しみにしてください!