訪問看護業界の現状と課題
訪問看護は、高齢化社会において重要な役割を果たしており、需要が年々高まっています。しかし、経営やマネジメントにおける問題が業界全体を悩ませています。一般社団法人全国訪問看護事業協会の調査によれば、2023年度には6.31%の訪問看護事業所が廃止または休止に至っています。
経営の健全性を示す収支差率は平均5.8%まで減少し、多くの事業所が赤字に苦しんでいます。このような厳しい状況の背景には、医療職が実践的なマネジメントを学ぶ機会が不足していることがあります。病院でのキャリアの多くは臨床業務に偏っているため、経営やマネジメントに関する知識は身につきづらいのです。
UPDATEマネジメントスクールの新サービス
そこで、株式会社UPDATEでは、医療職のマネジメント力を高めるための新しい取り組みを始めました。2025年2月26日より、企業向けの『訪問看護管理者育成サービス』を提供します。このプログラムは、訪問看護の管理者やエリアマネジメントに関与する人々を対象にしており、実務に基づいた学びを重視しています。
この新サービスでは、受講者が実務の壁にぶつかった際に相談できる「実務壁打ちMTG」を設けることで、現場の課題解決に直結した内容を提供したいと考えています。受講者満足度94%を誇る組織マネジメント講座を基盤として、より個別対応可能な内容に進化させています。そこでは、マネジメントに関わるメンバーが共同で学び、共通言語を築くことができる環境を提供します。
プログラムの主な内容
この育成プログラムは12回にわたり、さまざまなテーマに基づいて構成されています。初回は『医療職マネジメントにおける負のサイクル』について学び、その後、管理者の役割や克服すべき課題を掘り下げ、コミュニケーションスキルの向上にも取り組みます。 さらに、数値管理や人材獲得のためのスキルを身に付けることを目指し、日々の業務の効率化を図ります。
企業のニーズに応じた柔軟なサポート
プログラムは、企業ごとのニーズを考慮して調整可能で、受講の際は2名以上の参加が推奨されています。このため、同じ企業内でのコミュニケーションの強化や、マネジメント能力の底上げが期待できるでしょう。
また、期間中はいつでもチャットで相談できる体制を整えており、実務に即したサポートが受けられます。さらに6か月の基礎講座終了後も、継続支援を希望する企業には、適切なプランを提案することも可能です。
無料の個別相談を実施中
本サービスは、訪問看護事業を営む企業の管理者育成に対する悩みを解消するために設計されています。現状の課題について悩んでいる方は、ぜひ無料の個別相談を申し込むことをお勧めします。
まとめ
訪問看護業界が直面する多くの課題に対し、UPDATEの新たな教育プログラムは具体的な解決策を提供します。一人でも多くの医療職が実践的なマネジメントスキルを身につけることで、訪問看護の質が向上し、より多くの患者さんに喜ばれるサービスに繋がることでしょう。ぜひ、私たちと共に新たなステージへと歩んで行きましょう。