宮崎「ニシタチスナックツアー」で日本一のスナック街を体験しよう

ニシタチスナックツアーの魅力

宮崎県の心臓部とも言える繁華街「ニシタチ」が、全国的にその名を知られるきっかけとなったのは、2019年10月24日に開催された「ニシタチスナックツアー」です。このイベントは、スナックを新たなるサードプレイスとして楽しむ動きが高まる中、特に女性をターゲットにした内容で企画されました。

ニシタチとは？

ニシタチは、宮崎市街地を分ける橘通りを中心に広がっている飲み屋街で、1956年には南九州初のスタンドバー「赤煉瓦」が開業し、その後も多くのスナックやバーが誕生しました。現在では、街全体が飲食店で賑わいを見せており、特に2010年のデータでは、人口10万人当たりのスナック店数が全国で最も多いとされています。このことから、ニシタチは「日本一のスナック街」として広く知られています。

スナックツアーの概要

「ニシタチスナックツアー」は、都心部に住むスナック好きや興味を持つ女性たちを対象に、ニシタチを紹介するためのイベントです。参加者は、ニシタチの成り立ちや歴史を学びながら、実際にスナックを巡る体験をし、スナック文化の魅力に触れることができます。

ツアーの内容は以下の通りです：
1. ニシタチエリアガイド
ツアー初めに、参加者はニシタチエリアを案内人と共に散策し、街の雰囲気や歴史を味わいながら進みました。

2. スナックはしご
次に参加者は、歴史ある「スナック華酔亭」や人気の「スナックプチモナ」、そして広々とした「スナックSUN」など、選りすぐりのスナックを訪問。各店舗ではママやスタッフとの談笑、高級感のある料理を楽しみました。

3. SNSでの拡散
ツアーの模様はSNSを通じて広められ、「#ニシタチ」のハッシュタグで情報が発信されたことにより、全国的な認知度向上にもつながりました。

参加者の感想

ツアー参加者であり、スナック探訪家の五十嵐真由子さんは、ニシタチのネオン街の魅力に惹かれたと語ります。「ニシタチには、数多くのスナックが軒を連ねており、どのお店も独自の雰囲気を持っています。スナック初心者であっても、温かいおもてなしを感じることができます。今年のツアーで訪れたスナックたちは、自分自身のプレースタイルを見つけるための絶好の場所です」と彼女は述べています。
また、参加者からは、ツアーを通じてスナック文化への理解が深まり、新たなコミュニケーションの場としてのスナックの重要性を認識したとの声がありました。