株式会社エス・エム・エス、温室効果ガス削減目標の認定を受ける新たな一歩

株式会社エス・エム・エスが新たな環境目標を発表

株式会社エス・エム・エス（以下、当社）は、温室効果ガス（GHG）の排出量削減に関する新たな目標を設定し、その内容がSBTi（Science Based Targets initiative）から認定を受けたことを発表しました。この認定は、企業の温室効果ガス削減における進展を示す重要なステップです。

SBTiとは何か

SBTiは、企業が科学に基づいて気候変動への対策を講じるための目標設定を支援し、評価を行う国際的なイニシアチブです。CDP、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所（WRI）や世界自然保護基金（WWF）などの団体が共同で運営しており、企業が自ら設定するGHG排出量削減の目標が科学的根拠に基づいているかどうかを独立して評価します。

認定された削減目標

当社が設定したGHG排出量削減目標は以下の通りです。

- スコープ1、2：2030年度までに42%削減（基準年は2023年度）
- スコープ3：購入した製品・サービスからのGHG排出量を2030年度までに25%削減（同じく基準年は2023年度）

スコープ1は事業者自らの直接的な排出、スコープ2は他社から供給された電力などの使用による間接的な排出を指し、スコープ3は企業のバリューチェーンにおけるその他の間接的な排出を含みます。これらの目標の達成は、企業としての社会的責務を果たす上でも極めて重要とされています。

企業としての責任

「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」というミッションを掲げる当社は、高齢社会における様々な社会課題に対して積極的に取り組んでいます。将来的には、持続的な成長を目指しながら、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。そのためには、GHG排出量の削減だけでなく、全ての事業活動において環境保全の重要性を認識し、それを実行に移していくことが欠かせません。

温室効果ガス削減に対する期待

認定を受けた今回の目標設定は、単なる企業の業務改善にとどまらず、温暖化対策の一環としても大きな意味を持ちます。環境への負荷を減らすことは、企業価値を高めるだけでなく、消費者や投資家からの信頼を得るベースともなるでしょう。

今後も引き続き、当社はGHG排出量削減に向けた取り組みを深めていく考えであり、特に高齢社会において求められる情報インフラの中で、持続可能な開発を進めることに尽力してまいります。