社会問題解決のための新たなおでんメニュー「ミルク鱧出汁おでん」登場！

東京都中央区の小伝馬町に位置する「ちょいおでん」が、2023年5月1日より新たなメニュー「ミルク鱧出汁おでん」を期間限定で販売開始しました。このメニューは、牛乳の大量廃棄という社会問題に対処するための一環として誕生しました。

牛乳の廃棄問題とおでんの融合

現在、多くの牛乳が廃棄される状況が続いており、「ちょいおでん」の大将は地元にできることを考え、新しいおでんメニューを開発しました。彼は「出汁の鱧と牛乳を組み合わせることで、まろやかで甘みのある出汁が生まれる」と語っています。この新しい出汁は、通常のおでんとは異なり、より深い旨味を引き出します。

メニューの魅力

新メニュー「ミルク鱧出汁おでん」には、様々なおでんの代表的な具材が含まれています。例えば、定番の大根は牛乳出汁によって辛味が和らぎ、まろやかな味わいになります。また、たっぷりのとうもろこしが入ったさつま揚げは、柔らかくてジューシーな味わいが堪能でき、絶品です。

さらに、カマンベールチーズを使用した「カマンベール巾着」は、チーズの塩気と牛乳出汁のまろやかさが絶妙に調和しています。ユニークな変わり種として、「ロールキャベツ」や「3種のライスコロッケ」も提供され、食事体験を一層豊かにしています。これらの料理は、ミルク出汁によって濃厚でありながら軽い食べ応えを実現しました。

お客様の楽しみに応えるおでん

「ミルク鱧出汁おでん」の販売は、SNSなどを通じて好評を博しており、この新メニューを体験した多くのお客様から「新しい味わい」と好評の声が上がっています。店側は、これが定番メニューとして根付くことを目指しているとのこと。また、今後はフランチャイズ店舗への導入も計画しており、廃棄される牛乳を少しでも減らす取り組みを進めています。

ちょいおでんについて

「ちょいおでん」は2019年にオープンした大衆おでん酒場で、出汁や旬の食材にこだわることで365日美味しいおでんを提供しています。店内では、オリジナルの鱧出汁を使用し、お客様自身の好みに合わせて薬味を選ぶ楽しみも提供されています。公式SNSも活用し、最新情報を発信しているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。