新潟市「HEAT」事業の実施とオープンイノベーションの可能性

新潟市が仕掛けるオープンイノベーション「HEAT」事業

新潟市が新たにスタートさせるオープンイノベーション推進事業「HEAT」は、地域と企業が連携し、新しいビジネスの創出を目指すものです。この革新的なプロジェクトは、2025年6月6日、NINNOで開催される基調講演とマッチングセミナーを皮切りにスタートします。

基調講演の内容

このセミナーの目玉は、株式会社eiiconの清水晴紀氏による基調講演「オープンイノベーション成功の法則」です。彼の豊富な経験に基づいた講演は、参加者にとって貴重な知見となり、オープンイノベーションの進め方を具体的に知ることができる絶好の機会となります。

クロストークセッション

さらに、坂田源彦氏（株式会社BSNアイネット）と石川翔太氏（株式会社イードア新潟支社）によるクロストーク「新潟のオープンイノベーション最前線」では、地域の課題解決に向けた活動について具体的な取組みを紹介します。2人は新潟の地元として、オープンイノベーションに必要なアイデアや実践方法について熱く語ることでしょう。

参加のメリット

このセミナーの参加者は、連携候補事業者によるショートピッチや「にいがた2km魅力創造・8区連携支援補助金」の説明を受けるチャンスがあります。自己の事業に新たな視点を見つけたり、他の参加者とのネットワーキングを通じて新たなビジネスチャンスを発掘することが期待できます。なお、参加費は無料なので、まずは気軽に申し込んでみてはいかがでしょうか。

事業の背景と目的

「HEAT」は、株式会社テレビ新潟放送網、Socialups株式会社、BSNアイネット、イードア新潟支社の協力によって運営されています。このプログラムは、新潟の玄関口「にいがた2km」と多様な特色を持つ8区が一丸となり、外部のプレイヤーも巻き込んでイノベーションを生み出すことを目指しています。地域の強みを活かし、創造的な事業を実現するための土壌を整えていくことが目的です。

今後のスケジュールと取り組み

基調講演やマッチングセミナーを終えた後も、事業の実現に向けた様々な施策が継続的に行われます。参加者はワークショップや伴走支援を通じて、専門家や先輩事業者からのサポートを受けながら具体的な行動に移していくことができます。特に、大切な事業計画策定のためのワークショップでは、アイディエーションからマーケティング、数値計画など多岐にわたる内容が用意されており、参加者は自らのプランをブラッシュアップすることができるでしょう。

まとめ

新潟市の「HEAT」事業は、地域の資源を最大限に活用し、オープンイノベーションによる新たなビジネス創出を目指す重要なプロジェクトです。KPIの設定から実行まで徹底的なサポートが用意されているため、参加者一人ひとりが自らのアイデアを実現するための一歩を踏み出すきっかけとなるでしょう。

この新しい試みに、ぜひとも参加してみてください。