高齢者の孤独解消に挑む!おしゃべりAI見守りスピーカー「俣兵衛」モニター募集開始
福島県川俣町で、高齢者向けのおしゃべりAI見守りスピーカー「俣兵衛」の実証実験が12月からスタートします。株式会社シーマン人工知能研究所が開発した「俣兵衛」は、高齢者の孤独感の解消や見守りを目的とした画期的なAIスピーカーです。
「俣兵衛」は、シーマン人工知能研究所が長年培ってきたエンターテイメント業界での知見を活かし、独自開発のAI会話生成エンジンを搭載しています。単なる一問一答ではなく、自然な日本語で会話し、高齢者の生活に寄り添うことを目指しています。
「俣兵衛」の特徴
1. あたたかみのある日本語会話
「俣兵衛」は、型にはまった会話ではなく、相手の言葉に反応し、話題を広げたり、日々の生活をさりげなく確認したり、時にはユーモアを交えたりと、まるで人間と会話しているような自然なやりとりを実現します。
2. 川俣町の伝承をモチーフにしたキャラクター設定
「俣兵衛」は、川俣町の乳子岩にまつわる伝承をモチーフにしたキャラクターで、天真爛漫ながらも母親への強い憧れを持つ、子どもの妖怪という設定です。親しみやすいキャラクター設定は、高齢者にとって安心感を与え、楽しく利用できることを目指しています。
3. 一人ひとりのライフスタイルに合わせてカスタマイズ可能
「俣兵衛」は、利用者の服薬状況や緊急連絡先などの情報を事前に設定することで、一人ひとりの状況に合わせて発話内容をカスタマイズできます。心身不調時の早期発見にも役立ち、高齢者の安全と安心をサポートします。
モニター募集概要
現在、「俣兵衛」の実証実験に参加するモニターを募集しています。川俣町在住の65歳~85歳程度の方を対象とし、10日間程度の利用を予定しています。
モニター募集に関する説明会が、11月22日(金)と11月24日(日)に川俣町役場にて開催されます。説明会では、「俣兵衛」の詳細や実証実験の内容について説明が行われます。
「俣兵衛」が目指す未来
少子高齢化が進む現代社会において、高齢者の孤独感は深刻な社会問題となっています。「俣兵衛」は、AI技術を活用することで、高齢者の生活を豊かにし、孤独感を解消することで、より住みよい社会の実現に貢献することを目指しています。
「俣兵衛」への期待
「俣兵衛」は、高齢者の生活をより豊かにするだけでなく、高齢者と地域社会をつなぐ役割も期待されています。高齢者が安心して暮らせる社会の実現に向けて、今後の「俣兵衛」の活躍に期待しましょう。
【お問い合わせ】
株式会社シーマン人工知能研究所いわき支社
〒970-8026 福島県いわき市平字田町120番地LATOV(ラトブ)6階いわき産業創造館内 M2
担当者名:小林克行
メールアドレス:
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