荒井理行個展「見える/見えない/描く/描けない」開催概要
2025年11月1日、東京の品川区に位置するTokyo International Galleryにて、注目のアーティスト荒井理行による個展「見える/見えない/描く/描けない」がスタートします。この展覧会では、約10点の新作を展示し、荒井の独自の制作プロセスとその想像力が生み出す作品を通じて、現実と虚構の境を探求します。
荒井理行の制作プロセス
荒井理行のアートは、写真の表面を越えて想像することから始まります。彼はキャンバスに貼られた画像の外側に新たな視覚的世界を構築するため、シリンジを使って絵具を重ねていきます。これにより、彼の作品は多層的なイメージへと変化し、見る者を驚かせます。その制作過程は、まさに「見える」ものと「見えない」もの、また「描く」ことと「描けない」ことの境界を行き来する独自の旅なのです。
展示内容
展覧会タイトルの「見える/見えない/描く/描けない」は、荒井の制作過程そのものを表しています。鑑賞者は、彼が創り上げた作品を通して、彼とは異なる視点から新たな想像の連鎖へと誘われます。新作は、各作品が異なる段階のプロセスを経ており、それぞれに独自の物語が込められています。アートの魅力をたっぷりと感じられるこの機会をお見逃しなく。
荒井理行とそのアート
荒井は、1984年にアメリカで生まれましたが、育ちは大阪という独特のバックグラウンドを持つアーティストです。愛知県立芸術大学で油画を専攻し、当時から彼のスタイルは他とは一線を画していました。彼の作品は、日常で目にする写真を素材にすることで、我々の視覚の限界を探求し、芸術の新たな可能性を示しています。これまで数々の個展やグループ展に参加し、国内外でも評価を得ています。
未来に向けて
荒井理行の個展は、皆様がアートとどのように向き合い、それを享受するかを考えるきっかけとなるでしょう。特に、インターネットに溢れる画像や動画が日常にどのように影響しているのかを考える上でも、彼の展示は興味深い視点を提供します。現代社会における「現実」と「想像」の関係について再考する機会となることでしょう。
開催概要
- - 展覧会名: 見える/見えない/描く/描けない
- - 出展作家: 荒井理行
- - 会場: Tokyo International Gallery
- - 住所: 東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA ART COMPLEXⅡ 2F
- - 開催期間: 2025年11月1日(土)〜 2025年12月20日(土)
- - 休館日: 月曜、火曜(予約制水曜)
オープニングレセプション
- - 開催日: 2025年11月1日(土)17:00-20:00
- - 会場: Tokyo International Gallery
アートナイトとのコラボ
さらに、六本木アートナイト2025の一環として、荒井理行の作品も展示される予定です。多くの人々にアートを身近に感じてもらうことを目的としているこの企画は、現代アートを楽しむ新たなスタイルを提案しています。
ぜひ、荒井理行の魅力あふれる個展「見える/見えない/描く/描けない」を体験してみてください。心に響くアートの世界が広がっています。