社会課題解決を目指す起業家たちの最終ピッチイベント、京都で開催

COM-PJ最終ピッチイベント開催のご案内

2024年10月20日、京都リサーチパークにて、社会課題に取り組む若手起業家を支援するプログラム「COM-PJ」第5期生による最終ピッチイベントが実施されます。このプログラムは、京都リサーチパーク株式会社（KRP）と株式会社talikiが共催し、若き起業家たちが約3ヶ月間にわたる支援の集大成を発表する貴重な機会となります。

プログラムの概要

「COM-PJ」は、社会に影響を与える事業を目指す起業家（概ね30歳以下、創業2年未満）に焦点を当てた支援プログラムです。このプログラムでは、参加者が新しい事業プランを磨き上げるための1on1での進捗フォローや、先輩起業家からの実践的な講義、さらには経営者やベンチャーキャピタリストからのフィードバックを受けることができます。プログラムを通じて、アイデアを実現するためのプロトタイプ作成も行われます。

今年の15名の参加者たちは、環境問題、農業、教育、子育てといった様々な社会課題に対して真剣に取り組んできました。彼らは、10月20日のピッチイベントで自らの事業計画を発表し、審査員からの評価を受けます。

BEYOND 2024とのコラボレーション

最終ピッチは、talikiが主催するソーシャルインパクトカンファレンス「BEYOND 2024」の一部として開催されます。ここでは、社会課題の解決に向けた多様な取り組みが紹介され、起業家、学生、投資家、行政、非営利団体などさまざまなセクターからの参加者が集まります。

審査員と受賞

登壇者たちは、一般参加者の前でプレゼンを行い、その後審査員からの講評を受けます。優れたプランには「COM-PJ賞」、「KRP賞」、および「オーディエンス賞」などが授与される予定です。審査員の中には、ベンチャーキャピタリストや企業のリーダーたちが名を連ねています。

COM-PJの成長と成果

COM-PJは今回で5期目を迎え、過去には53名の卒業生が誕生しています。これらの卒業生は、事業化を実現したり、ビジネスプランコンテストでの受賞など、さまざまな成果を上げています。一方で、起業の初期段階においてはメンタル面の不安定さが指摘されており、COM-PJでは参加者が自立できるよう、事業の持続性を左右するメンタルウェルネスに関するワークショップも実施しています。