「記憶と空想」の魅力
2024-04-30 07:00:01
写真家Midori S. Inoueと谷川俊太郎氏が贈る「記憶と空想」の世界
フォト絵本「記憶と空想」の魅力
2024年5月1日から14日まで、ブックハウスカフェで特別個展「Midori in the Wonderland」が開催されます。この個展は、フォトグラファーであるMidori S. Inoueが自身の代表作「記憶と空想」の発表を記念して行われます。
『記憶と空想』フォト絵本の概要
「記憶と空想」は、1990年代の輝かしいNew Yorkを背景に、Inoue氏が心を動かされた瞬間を集めたフォト絵本です。この作品は、現代日本を代表する詩人である谷川俊太郎氏とのコラボレーションにより、より深い感動をもたらします。
一部には谷川氏が書き下ろした20篇の詩が掲載されており、これらの言葉は読者を空想の世界へと導きます。「空想には正解がない」というメッセージが込められており、自由な楽しみ方が強調されています。
さらに、二部にはMidori S. Inoue自身からのメッセージが含まれています。「あなたはあなたのままでいい」「今を楽しんでいい」など、人生において大切なことを語りかけます。彼女自身がこの言葉を通じて、特に日本で生きづらさを感じていた経験を共有し、読者に力を与えようとしています。
五感を刺激する美しいデザイン
このフォト絵本は、日本の出版界の技術を結集して作られています。デザインはH2Oの清水こうじ氏と九谷透氏が手掛け、独自のフォントは書体設計士の鳥海修氏によるものです。また、表紙は和紙の風合いを持つ新だん紙に箔押しされたフランス装が施され、製本は美篶堂の手作りによるものです。ページは糸かがりによる180度開く装丁となっており、視覚的にも触覚的にも楽しめる設計になっています。
ギフトにも最適
「記憶と空想」は、特別な瞬間を祝うギフトとしても最適です。出産や成人のお祝い、あるいは自分自身へのご褒美として、その一冊が癒しや楽しみを提供します。写真や詩を楽しむだけでなく、空想や対話の素材としても活用できる重層的な楽しみ方が提案されています。
音楽プロデューサー亀田誠治氏からの賛辞
亀田誠治氏もこのフォト絵本に対する思いを語っています。自身の生まれ故郷であるニューヨークの情景が、Inoue氏の写真を通じて蘇るといい、個々の写真に対して自分自身の物語を描く楽しみを提供していることを称賛しています。
彼は「このフォトブックには、自分だけの物語を描くことができる秘密基地のような存在がある」と述べており、まさに「記憶と空想」は見る人それぞれに異なる物語を持つ、無限の可能性を秘めた作品です。
まとめ
「記憶と空想」は、視覚だけでなく、心に響く言葉とメッセージが詰まった一冊です。Midori S. Inoueと谷川俊太郎氏がともに描く夢の世界は、あなたの心にもきっと届くことでしょう。特別個展への参加も含めて、多くの方々にこの素晴らしい作品を体験していただけることを期待しています。
会社情報
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株式会社アイトゥアイコミュニケーションズ
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