OMOTENASHI Selection 2025第2期が発表！日本の素晴らしき商品集結

OMOTENASHI Selection 2025第2期の受賞商品発表

2025年12月9日に、OMOTENASHI NIPPON実行委員会が日本のおもてなしを象徴するプログラム「OMOTENASHI Selection 2025第2期」の受賞対象を発表しました。このプログラムは、日本国内外に向けて優れた商品やサービスを発見し、認定する活動です。

今年の受賞対象は、全国36都道府県から168の事業者が選ばれました。その中でも特に高い評価を受けた商品に与えられる「最高金賞」には、6点が選出されました。ここでは、その中でも特筆すべき商品をご紹介します。

最高金賞受賞商品

1. 冷感北斎平盃3点セット (岐阜県) - 株式会社丸モ高木陶器
この商品は、常温ではモノクロの線画ですが、冷たい飲料を注ぐと美しい色彩が浮かび上がり、葛飾北斎の名作が完成します。日本の伝統と現代技術の融合が魅力です。

2. 一心煮玉子ブラックラーメン (富山県) - 株式会社一心
このラーメンは、味のクオリティはもちろん、化学調味料不使用、国産原料へのこだわりが評価されました。環境への配慮もされ、グローバルな「Ramen」ブームを意識した商品です。

3. 温感合格ダルマシリーズ (岐阜県) - 株式会社丸モ高木陶器
お祝いごとや受験を控える皆さんに最適な商品で、温めることで色が変わるダルマです。

4. 折り紙和鶴 (愛知県) - リープ
伝統的な折り紙技術を用いながら、美しさを追求した和鶴は、国際的にも愛されるアートです。

5. P.I.D・TRABI シリーズ PAK301 (東京都) - 株式会社ロワード
子供から大人まで楽しめるデザイン性に富んだシリーズで、特に若い世代からの人気があります。

6. SOZO (兵庫県) - 株式会社新香
創造的で独自性が高いアイテムで、国内外のギフトとして人気を有しています。

地域中小企業の活躍

今回の最高金賞受賞商品は、多くが地域の小規模から中規模の事業者による制作です。近年、日本へのインバウンド観光が活性化している中で、その機会を生かし、自社をアピールしようとする動きが多く見られます。

「OMOTENASHI Selection」は、日本の文化や心をより多くの方に届けることを目指し、受賞商品を通じて多くの方に日本の魅力を伝えていきます。

受賞商品は、OMOTENASHI Selectionのオフィシャルサイトでも確認でき、詳細な情報が提供されています。さらに、受賞後は国内外の多様なパートナー企業と連携し、販路拡大や情報発信支援についても進められます。

10周年の記念行事

OMOTENASHI Selectionは2015年に設立され、今年で10周年を迎えました。この10年の間、年々その受賞数は増加傾向にあります。

地域の小規模事業者が、国内外での展示会参加や販路拡大に活かせる貴重な機会を提供されることにより、日本の魅力がさらに広がることが期待されます。今後もOMOTENASHI Selectionを通じて、グローバルに日本の良さを発信し続けていくことを目指しています。