九州ダービー:福岡 vs 熊本
2月の九州ダービー初戦、福岡と熊本の対戦が繰り広げられた。福岡は週間の中でアウェーという厳しい状況下で臨むことになったが、序盤から力強いプレーを見せ、特に外からのシュートが冴え、しっかりとリードを奪った。
第1クォーター - 福岡の流れ
試合が始まると、福岡は#8スミス選手が負傷で欠場という厳しい状況だったが、#5ランダル選手をスタートに起用し、復帰した#34アギラール選手がチームに新たな活力を加えた。1Qでは、特に#7西川選手、#24谷口選手、#0會田選手が次々と3Pシュートを決め、チーム全体で5本の成功を収めてリードを奪う展開となった。
しかし、熊本は2Qでのインサイド攻撃を強化し、#44ライトフット選手や#88エチェニケ選手のポイントが前半の流れを変える。特に、福岡の#5ランダル選手は熊本のファウルを誘導してフリースローを重ね、アギラール選手も重要な3Pシュートを決め、福岡が53.8%という高確率で3Pシュートを決めて5点リードでハーフタイムを迎えた。
第2クォーター以降 - 熊本の逆襲
後半に突入すると、熊本は勢いを増して次々と点を重ね、特にペイントエリアでの強さが光った。福岡も負けじと攻め続けたが、西川選手やアギラール選手のシュートは熊本のリードを広げさせなかった。しかし、ここでの得点差がその後のポイントに影響することになる。
最終的に熊本がペイントエリアで46点を奪ったのに対し、福岡はわずか22点にとどまり、ここが試合を決定づける要因となった。レスポンスできなかった福岡は、勝利を逃しかねない不安を抱えながら試合を進めることとなった。
試合のクライマックスでは、福岡が最後の逆転を目指すも、#3保坂選手や#12山本選手に得点を奪わせ、熊本の速攻にも対処できず。特に残り1分を切ったところで、會田選手のショットがショットクロックに合わせられず、追いつけないまま試合は終了した。
HC浜口の振り返り
試合後、浜口HCは「第1クォーターは良いスタートが切れたが、熊本選手のパフォーマンスが素晴らしかった。特にペイントエリアでの2Pシュートの成功率が高かったことが響いた」とコメント。また、明日の試合に向けて「ディフェンスを修正し、ファイトして戦いたい」と意気込んだ。
選手たちの意気込み
1中村選手や#34アギラール選手もそれぞれ試合を振り返り、特に「ドライブリムやリバウンドの強化が必要」とコメント。チーム全体がディフェンスの強度を高め、次の試合に向けてハードワークをすることが確認された。
明日への展望
明日も強敵熊本との連戦が続く。その中で福岡チームがどのように修正し、リズムを取り戻すかが注目される。特にリバウンドに関しては「チーム全体で細かい部分まで意識を持たなければならない」という声も聞こえてきており、各選手の奮闘に期待が寄せられる。
バスケットLIVEでは試合の見逃し配信も行っており、再度試合を振り返りつつ、次の戦いに備えてほしい。
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