高齢者のための食事が進化！ベネッセのおうちごはんが新商品を発表

高齢者のための配食サービス "ベネッセのおうちごはん"

高齢者のニーズに応える配食サービス「ベネッセのおうちごはん」が、新たに「やわらか食」という介護食を展開しました。この新商品は、歳を重ねて噛む力が弱くなってしまった方々でも、安心して美味しく食事を楽しむことができるように設計されています。

噛む力に配慮したお食事

「やわらか食」は、特に「食べやすさ」と「見た目の美味しさ」に重点を置いて開発されました。管理栄養士の監修のもと、高齢者の栄養を考えた日替わりの献立が用意されており、食材は色や形を活かして、“食材そのまま”の仕上がりが特徴です。さらにこの商品は、ユニバーサルデザインフードの区分２に認定されています。これは、歯ぐきでつぶせる硬さを目指したお食事を提供することを意味します。

ユニバーサルデザインフードとは？

ユニバーサルデザインフード（UDF）とは、日常の食事から介護食まで、誰もが食べやすく配慮された食品のことを指します。日本介護食品協議会が定めた区分（1から4およびとろみ調整）に応じて、食品の硬さや粘度が適切に分類されています。これにより、高齢者や嚥下に不安がある方々が安心して食べられるように配慮されています。

サービス提供エリアと献立コース

「ベネッセのおうちごはん」は、現在、東京都内の特定地域にサービスを提供しています。具体的には、世田谷区、目黒区、大田区の他、品川区、杉並区、渋谷区などが含まれます。一部除外のエリアもありますが、今後、サービス提供地域は東京都内を中心に順次拡大する予定です。

献立コースは「やわらか食」に加えて、通常の献立として「こだわり八菜」、「まちにち七菜」、「まいにち七菜ごはん付き」の3種類が用意されています。これにより、噛む力が弱くなってきた方でも、家族と共に食卓を囲むことができる多彩な選択肢が提供されています。

会社概要

「ベネッセのおうちごはん」を展開するのは、株式会社ベネッセパレットです。2013年に設立され、現在は高齢者向けの配食サービスを中心に、老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などの施設向けにクックチル商品を販売しています。代表取締役社長は小島啓氏で、詳細な情報は公式サイトを通じて広報されています。

お問い合わせ

サービスに関する問い合わせは、株式会社ベネッセパレットの経営企画部までご連絡ください。電話番号は03-6836-1080、FAXは03-6836-1081です。

「ベネッセのおうちごはん」と「やわらか食」がもたらす、新しい食文化をぜひ体験してみてください。高齢者の方々が食事を通じて日々の生活の質を向上できるように、これからもサービスが充実していくことが期待されています。