京都の静寂に響く雅楽:バンヤンツリー東山京都で特別な能楽体験
世界的なホテルブランドとして名高いバンヤンツリーグループが、日本初進出を果たした「バンヤンツリー・東山 京都」。この絶好のロケーションを誇るホテルでは、2024年11月30日、地元京都の伝統文化に触れる特別なイベントが開催されます。
京都女子大学能楽部宝生会とのコラボレーション
今回のイベントでは、創立から100年以上の歴史を誇る名門、京都女子大学「能楽部宝生会」の現役生と卒業生たちが、息を呑むような能の仕舞を披露します。約100年の歴史の中で培われた伝統と技、そして若々しいエネルギーが融合した、他に類を見ないパフォーマンスは必見です。
隈研吾氏設計の特別な能舞台
バンヤンツリー・東山 京都の敷地内には、世界的建築家である隈研吾氏によってデザインされた、京都のホテルでは唯一の能舞台があります。清水寺のすぐ近くという絶好のロケーションに加え、伝統的な日本建築とモダンなデザインが融合した空間は、まさに五感を満たすサンクチュアリ。その舞台で繰り広げられる能の仕舞は、忘れられない特別な体験となるでしょう。周囲の豊かな自然に囲まれた、静寂に包まれた空間の中で、能の幽玄の世界に浸ることができます。
3つの演目:高砂、半蔀、天鼓
今回のイベントでは、以下の3つの演目が披露されます。
高砂: 夫婦の和合と天下泰平を願う、明るく爽やかな曲。住吉の神が悪魔を払い、平和な世を祝福する様子が舞で表現されます。
半蔀: 源氏物語「夕顔」を題材とした恋物語。光源氏と夕顔の女の出会いと恋の始まりが、優美な舞で描かれます。
天鼓: 中国の伝説を題材とした物語。天才的な鼓の演奏者、天鼓少年の魂の舞が、力強くも繊細な表現で観客を魅了します。
これらの演目は、能の仕舞という形式で上演されます。面や装束を着用せずに、着物と袴で舞う簡素なスタイルですが、能の核心である舞の美しさや物語の深みを凝縮して味わうのに最適な形式です。1演目約5~10分と、気軽に鑑賞できるのも魅力です。
サステナビリティへの取り組み
今回のイベントは、バンヤンツリーグループの理念である「ローカルとの共生」と「持続可能なサステナビリティ」を体現した取り組みです。地元京都の伝統文化を次世代へと繋ぎ、地域社会との連携を深めることで、より豊かな文化体験を提供することに貢献しています。
イベント概要
開催日: 2024年11月30日(土)
時間: 1回目18:00-18:15、2回目19:30-19:45
場所: バンヤンツリー・東山 京都 能舞台(雨天時はロビー)
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料金: 無料(宿泊者、レストラン利用者限定)
この機会に、世界有数のホテルで、伝統芸能である能楽の素晴らしさを体感してみてはいかがでしょうか。
バンヤンツリー・グループについて
バンヤンツリー・グループは、世界各地で高級ホテルやリゾートを展開する独立系ホスピタリティ企業です。環境保護や地域社会への貢献にも積極的に取り組んでおり、サステナブルなツーリズムを推進しています。
まとめ
バンヤンツリー・東山 京都と京都女子大学能楽部宝生会のコラボレーションによって実現した、特別な能楽イベント。伝統文化と現代のラグジュアリーが融合した、忘れられない体験を約束します。