あやかし商店街シリーズ最新作『夕闇通り商店街夢見パン工房』
株式会社ポプラ社から、栗栖ひよ子による待望の新作小説『夕闇通り商店街夢見パン工房』が、2025年11月6日(木)に発売されます。この作品は、国内外で人気を博している「あやかし商店街」シリーズの最新巻にあたります。シリーズの初巻『夕闇通り商店街コハク妖菓子店』は、なんと14か国から翻訳オファーを受けるほどのヒットを記録しています。
商店街の不思議なパン屋
物語の舞台となるのは、神社の境内の先にひっそりと現れる「夕闇通り商店街」。ここは現世と幽世の交差点。心に不安を抱える人々が、ふと足を運んでしまう場所なのです。この商店街に唯一存在するのがパン屋で、そこで働くツートンカラーの髪をした少年が、特別なパンを提供しています。
このパンを食べると夢の中で「願いごと」が叶うと噂されていますが、果たしてそれが本当に幸せに繋がるのかは疑問が残ります。物語は、ふわふわのパンが人生の選択を受け入れ、決して単純でない人間ドラマを描いた優しい短編集となっています。
海外からも注目される魅力
1巻目の好評を受けて、海外でも多くの訳者がその魅力を認識しています。商店街のオリエンタルな雰囲気と、心温まるストーリーは、多文化な読者の心を鷲掴みにしているようです。現に、14か国からの翻訳依頼がその証拠です。
特別な箔押し加工の美しさ
このシリーズの特徴の一つは、各巻のカバーに施された「箔押し印刷加工」です。第1巻は赤色、第2巻は水色、第3巻は緑色と、色を変えることで読者の目を引き、特別感を演出しています。そして今作のカバーには神秘的な紫色が使われており、そのメタリックな輝きは書店の棚でもひと際目を引くことでしょう。
著者リサーチ
著者の栗栖ひよ子は、2018年に『菓子先輩のおいしいレシピ』で小説家デビュー。以来、数々の作品を手がけ、温かみあるストーリーで読者を魅了しています。代表作には『恋する金曜日のおつまみごはん』や『天狗町のあやかしかけこみ食堂』などがあります。
書籍詳細
- - タイトル: 『夕闇通り商店街夢見パン工房』
- - 著者: 栗栖ひよ子
- - 本体価格: 869円(税込)
- - 発売日: 2025年11月6日
この新作小説は、商店街で織り成される不思議なドラマを通じて、私たちの心に響くメッセージを届けてくれるでしょう。書店やオンラインショップでの購入をお忘れなく!