新たな展覧会が京都国立近代美術館に登場
京都国立近代美術館では2026年度の第1回コレクション展が迫る中、特別展示スペース「MoMAK マスターズ」と「リチ・ルーム」の2つの新コーナーが開設されます。この機会を逃さず、近代美術の奥深い世界と独自のデザイン世界を体験してみませんか。
MoMAK マスターズの魅力
「MoMAK マスターズ」は、当館が誇る名品の数々を一望できる新しい展示コーナーです。日本の近代美術の重要な作品が集結し、特に名の知れたアーティストの作品から、一般にはあまり知られていない隠れた傑作まで、多様なアートを楽しめます。初めて訪れる方でも、親しみを感じることができる、まさに美術館の「顔」ともいえるスポットです。
展示の目玉には、戦後の日本陶芸界で名を馳せた陶芸家・八木一夫の《ザムザ氏の散歩》や、近代京都画壇の巨星・竹内栖鳳の流麗な作品《若き家鴨》。さらに、抽象絵画の先駆者・ピート・モンドリアンの作品もラインナップされ、彼の初期から成熟期の進化を追うことができます。
主な出品作品
展示される作品の中には、有名な安井曽太郎の《婦人像》や、竹内栖鳳の《若き家鴨》(左隻・右隻)、八木一夫の《ザムザ氏の散歩》、そしてモンドリアンの《コンポジション》などがあります。これらの作品は、いずれも京都国立近代美術館が誇る貴重な所蔵品です。
リチ・ルームでのファンタジックな体験
一方、「リチ・ルーム」は、ウィーンで活躍したデザイナー上野リチ・リックスの独創的で色彩豊かなデザインの世界を体感できる特設コーナーです。700点を超える壁紙やテキスタイルデザインを通じて、リチの幻想的な美の世界観を余すことなく楽しむことができます。
主な作品には、ウィーン工房による壁紙《そらまめ(緑地)》や、イースター用ボンボン容れのデザイン、プリント布地デザイン《木立》などが展示され、リチの創造力を存分に堪能できます。
展覧会の詳細
初回コレクション展は2026年3月28日から始まり、6月21日までの長期にわたって開催されます。前期と後期に分かれ、毎週金曜日には夜8時まで開館しています。入館料もリーズナブルで、18歳未満や65歳以上、心身に障がいのある方は無料なのも嬉しいポイントです。
- - 会期: 2026年3月28日(土)~6月21日(日)
- - 会場: 京都国立近代美術館 4階 コレクション・ギャラリー
- - 入館料: 一般430円、大学生130円、68歳以上は無料
- - 休館日: 月曜日(ただし5月4日は開館)
結び
新たな展示コーナーによって、京都国立近代美術館は再び美術ファンを魅了するスポットに進化しています。歴史的な名品から、個性豊かなデザインまで、ぜひこの機会に足を運んでみてください。美術の新しい楽しみ方が待っています。