古着で森林を守る
2024-08-02 11:53:23

岡崎市発!古着回収ボックスで森林を守る循環型社会への挑戦

岡崎市発!古着回収ボックスで森林を守る循環型社会への挑戦



岡崎市から新たな発想で環境問題に挑戦するプロジェクトが立ち上がりました。それは、地域材を利用して製作された古着の回収ボックスを設置すること。衣類についての調査を通じてその背景にある数々の環境問題が見えてきたのです。特に、衣類の製造過程に必要とされる水、石油、電気などの資源は、地球温暖化を引き起こす要因となっています。家庭から出される衣類の多くが廃棄され、回収率はわずか34%。その理由の一つが、古着を回収する場所が少ないことにあります。

このプロジェクトを推進する背景には、岡崎市が自らの豊かな自然環境を守る必要性があります。市全体の59.4%が森林で占められ、その中には放置されている堪伐が進まない人工林が多く存在します。この状況が続けば、いずれ自然恩恵を失う恐れがあるため、早急な対策が急務となっています。そこで、古着と木材の資源を循環させることで、生物多様性を保全し、持続可能な社会を築くことを目指しました。

プロジェクト概要



  • - クラウドファンディング実施期間: 2024年8月2日(金)10:00〜9月30日(月)23:00
  • - 目標金額: 100,000円
  • - 受付窓口: クラウドファンディングサイト「READYFOR」
  • - リターン品: オリジナルステッカーやファイバーソイル栽培キットなど、魅力的な品々を用意しています。

回収ボックスの設計には、愛知産業大学の森理恵准教授が関わり、地域材を使用した三角屋根が特徴的です。このボックスは、「おうちからおうちへ」と、未使用の古着を届けることを目的としています。この取り組みにより、古着が再利用され、資源が社会に生かされるのです。

古着で作る新しい未来



このプロジェクトは、ただ古着を回収するだけに留まらず、環境への影響を最小限に抑えた持続可能な社会を作る一歩です。それを実現するために、以下の二つの目標を掲げています。

1. 森林を守るための間伐を促進し、生物多様性を保全すること。
2. 古着を回収する仕組みを増やし、リサイクル率を上げること。

これにより、古着や木材を無駄にせず、持続可能な資源として生かすことができます。また、回収ボックスは岡崎市内の「ピアゴ洞店」、「ピアゴ上和田店」そして「アピタ岡崎北店」に設置される予定です。

ユニークなリターン品



プロジェクトのために用意されたオリジナルグッズは、古着リサイクルの新しい形を描いています。特に注目は「ファイバーソイル」の栽培キット。古着由来のフェルト端材を利用して作られたこの土は、軽量で植物の生育が良く、水分保持に優れています。さらに、古着を用いて育てたピーマンを含むリターン品も、おいしさが実感できる要素です。

岡崎で住み良い未来を



岡崎市には、古着と木材を用いて新たな循環型社会を創造する可能性が広がっています。このプロジェクトを通じて、リサイクル文化を根付かせ、持ち続けることができる環境を作り出すことが期待されています。私たちの小さな取り組みが、未来の子どもたちへ豊かな自然の恵みを残すためのどんな影響をもたらすのか、ぜひ実際に感じてみてください。私たちの手で持続可能な社会の礎を築いていきませんか?


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会社情報

会社名
株式会社鈴六
住所
愛知県岡崎市大平町堤下73-1
電話番号
0564-21-5305

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