平野レミさんの新著『私のまんまで生きてきた。』
2023年11月13日、料理愛好家でシャンソン歌手の平野レミさんが新たな書籍『私のまんまで生きてきた。』を発表します。彼女の著作には、人生におけるポジティブな思考や、ありのままの自分を大切にするメッセージが詰まっています。この本は、レミさん自身の人生哲学や教訓を読み解く貴重な一冊であり、心温まるエピソードが盛りだくさんです。
「ありのまま」で生きる力
幼少期からの経験が平野レミさんの人格を形成したとのことです。彼女は、料理に挑戦する中で両親からの温かい支えを受け、「ありのままの自分」で生きることの大切さを学びました。母親は彼女の料理の実験を大らかに受け入れ、高校時代には父親が彼女の選択を尊重し、支えてくれたそうです。レミさんはこのような両親の愛情深い教えが彼女にとっての人生の指針になったと語ります。
さらに、彼女の夫である和田誠さんの存在も忘れてはいけません。彼はレミさんの料理を励まし続け、彼女の創作意欲を引き出す存在でした。このように、家族の愛を背景に持つレミさんの言葉は、読者に希望や勇気をもたらす力があるのです。
魅力的な内容とは?
本書には、レミさんが惜しみなく語る100のポジティブな言葉が収められています。それに加えて、41点の貴重な写真や、イラストを20点掲載しており、ビジュアル的な楽しさも味わえます。本書は、5つの章で構成されており、各章ごとに彼女の生き方や家族、料理への思いが描かれています。特に印象的なのは、彼女が自身の生き方として大事にしているテーマを具体的なエピソードとともに打ち出している点です。
1.
私の生き方 — 「私は、私よ。」
彼女は、自分を偽らずに生きる重要性を伝えています。
2.
私とお料理 — 「とにかく楽しむの!」
料理を楽しむ姿勢が、厨房での探求を活気づけます。
3.
私と子育て — 「息子のおかげで私は、うんと成長できた。」
子育てにおける学びや成長についての思いが語られます。
4.
私と家族 — 「みんないいヤツね!」
家族愛が彼女の生き方にどのように影響しているかが明らかになります。
5.
私と和田さん — 「本を開けばまた和田さんに会える。」
彼女が夫に感じた愛情や思い出が表現されています。
推薦文
著名人からの推薦も注目される本です。黒柳徹子さんは「レミちゃんのこの本は、家族のご飯にくよくよすることが飛んでいく。とにかく笑える」と述べており、上野樹里さんは「レミさんの言葉には生きる力が詰まっている」とその効果を証言しています。
まとめ
「自分のまんま」で生きることは、時に難しいと感じることもあるでしょう。しかし、平野レミさんの言葉に触れることで、心が洗われ、勇気を得られるはずです。楽しいイラストや写真とともに、彼女の人柄を感じながら前向きなエネルギーを受け取れるこの一冊、ぜひ手に取ってみてください。
書誌情報
著者:平野レミ
タイトル:私のまんまで生きてきた。
発売日:2024年11月13日
定価:1650円(10%税込)
出版社:ポプラ社
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