AIがプールを見守る!世界初の溺水予防検知AIシステム「AQUAGUARD」本格始動
有限会社パシフィックネットワークは、中央大学研究開発機構、株式会社情報実業との共同開発により、世界初の溺水予防検知AIシステム「AQUAGUARD」を開発し、2024年7月1日より鹿児島市の原田学園スイミングスクールで本格運用を開始しました。
「AQUAGUARD」は、プールサイドに設置されたウェブカメラで利用者の状況をリアルタイムにモニタリングし、AIが画像解析を行うことで、溺れが疑われる状態や事故が起こりそうな行動を自動検知します。検知された情報は、管理者や監視員のスマートウォッチに通知されるため、迅速な対応が可能となり、溺水事故の防止と早期救助に貢献します。
監視体制強化による安全確保
近年、プールでの水難事故は後を絶ちません。特に夏季の小学校や中学校のプール開放では、監視経験のない保護者が安全管理を担うケースが多く、専門的な対応が難しい状況です。「AQUAGUARD」は、このような状況下でも、経験の浅い監視員をサポートし、安全管理体制を強化することで、事故防止と溺水者の早期救助に役立ちます。
「AQUAGUARD」導入による期待
「AQUAGUARD」は、従来の監視体制では見逃しがちな危険を早期に察知し、適切な対応を促すことで、プール利用者の安全確保に大きく貢献すると期待されています。また、監視員の負担軽減にもつながり、より質の高い監視体制を実現できると考えられています。
今後の展望
有限会社パシフィックネットワークは、「AQUAGUARD」をさらに進化させ、様々なプール施設での導入を目指していくとのことです。AI技術を活用した安全対策は、今後ますます重要性を増していくと考えられます。
「AQUAGUARD」導入施設
原田学園スイミングスクール
所在地:鹿児島県鹿児島市小松原2丁目10-10
お問い合わせ先
有限会社パシフィックネットワーク プロジェクト担当 白井勇喜
〒253-0055 茅ヶ崎市中海岸4丁目12986-52 サザンビーチヒルズ7F
* AQUAGUARD公式サイト:https://aquaguard.jp/