新宿区の海洋体験
2025-05-23 15:23:03

新宿区が子どもたちに海洋体験を提供する新しい試み

新宿区の一般社団法人次世代価値コンソーシアムが主催し、アクトインディ株式会社が運営するお出かけ情報サイト「いこーよ」と連携による海洋学習・体験提供プロジェクトの一環として、2025年5月15日、新宿区立東戸山小学校の6年生児童約30名が千葉県南房総市の富浦漁港で「漁港のお仕事体験」を行いました。

このプログラムは、「海とのつながりを実感する」ことをテーマに掲げており、参加した児童たちは、実際に漁港で行われている漁業活動や魚の選別、入札などの作業を体験します。通常の学校教育では触れることができない、リアルな海の働きを直接見学し、体験することで、魚の生態や水産流通の仕組みについて、深い理解を得ることを目的としています。

当日は、漁港内で金目鯛やアジ、サバなどが水揚げされ、賑やかな雰囲気の中で体験がスタートしました。子どもたちは、地元の漁業者から魚の解説を聞く姿勢は真剣そのもので、実際に手に取ると、普段目にすることのない大アナゴやトビウオに興奮を隠せない様子。特に、魚に対しての理解を深める貴重な瞬間となりました。さらに、入札体験では、仲買人や漁業協同組合の仕事についても学び、値段をつけるゲームを通じて、食卓に届くまでの魚の流れを体感しました。

この活動は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環であり、持続可能な海の未来のために、子どもたちに豊かな体験を提供し、人々が海を介してどのように繋がるかを考える機会を設けています。プロジェクトに参加した児童たちは、「普段は切り身の魚しか見ていないので、とても貴重な体験になった」と感想を述べ、漁師の方々からの学びを通じて、海への感謝の気持ちを育むことができたと語っています。

今後、この「海洋学習・体験提供プロジェクト」は、東京都内の他の自治体とも連携し、幅広い地域の小学生へ海の魅力を伝える活動を展開する予定です。2025年には、新宿区を含む東京都の5つの自治体で、さらなる海洋教育の機会を提供していく方針です。教育の現場での体験型学習が重要視される中、子どもたちに実際の海の世界を示し、海との新たな絆を設ける施策が今後の教育向上に寄与することが期待されています。

このように、次世代へ美しい海を引き継ぐための取り組みは、子どもたち自身に海とのつながりを実感させ、私たちの生活に欠かせない自然について考えさせる大切な機会となるでしょう。


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アクトインディ株式会社
住所
東京都品川区東五反田5-22-33 TK池田山ビル2階
電話番号
03-6777-7807

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