20年愛用の財布が教えてくれること
大阪府茨木市に本拠を置く革小物ブランド「クアトロガッツ」は、SDGsに関連した特別企画を立ち上げました。この企画は「長く使う」というテーマのもと、20年近く同じ財布を愛用している消防士の倉田さんのストーリーを紹介しています。
小さいふとの出会い
倉田さんにとって、この「小さいふ」はただの財布ではありません。それは現場での相棒であり、20年にわたって共に過ごしてきたパートナーです。消防士という職業柄、様々な場面で多くの持ち物を持ち歩く必要があり、ポケットに収まるコンパクトな設計が求められています。そのため、クアトロガッツの小さいふは欠かせないアイテムとなっています。
「現場では免許証や車両カードなどが必要です。小さくて使いやすい財布が本当に重宝しています」と、倉田さんは語ります。また、火災現場や救助活動中も常に持ち歩くことから、財布が汗や泥にまみれながらも生き生きと使用されています。「お札が濡れることもありますが、財布は全然へたらないです」と、その耐久性の高さを強調しました。
顧客の声が生んだ革新
クアトロガッツの「小さいふ」は、お客様からのフィードバックを受けて進化してきました。「免許証が入るように」「カードポケットを内側につけてほしい」といった要望が新しいモデルの誕生へとつながります。これにより、使い手のニーズに合わせた製品がラインアップされ、さらには多くのユーザーに愛され続けています。
長く使うことが未来を守る
クアトロガッツが使用している栃木レザーは、丈夫で長持ちすることで知られています。特に、タンニン鞣しの革を使用することで、サステナブルなものづくりの実現を目指しています。修理にも対応可能で、壊れやすい部材はできるだけ避ける工夫が施されています。倉田さんも言います。「物を大切に長く使うことは、資源を守ること、そして未来を守ることにつながる」と、強い信念を持っています。
SDGs週間を通じての気づき
今回のSDGs週間を通じて、クアトロガッツは「長く使うことの大切さ」を多くの人に伝えることができました。今後もサステナブルなものづくりを続け、未来につながる価値観を広げていく所存です。倉田さん自身もその理念に共感し、自らの経験を通じて多くの人にメッセージを届けています。
インタビューページでさらに詳しく
より詳しいストーリーは、クアトロガッツのインタビューページでチェックできます。消防士倉田さんが語る「20年愛用 革の小さい財布」について、ぜひ覗いてみてください。はこちらから
インタビューページリンク
長く使うことがもたらす持続可能な社会への貢献、そしてその中で育まれる価値観の重要性を、今一度見直す機会を与えてくれる一冊となりました。