富士急グループとHIKKYが挑むXR年間プロジェクトの全貌
富士急行株式会社(山梨県富士吉田市)は、創立100周年を記念して、株式会社HIKKY(東京都渋谷区恵比寿)と手を組み、『XR年間プロジェクト』を発表しました。このプロジェクトは、XR(クロスリアリティ)技術を活用した新しい体験を顧客に提供することを目的としています。
プロジェクトの第一弾として、2026年7月11日(土)から26日(日)まで行われる「バーチャルマーケット2026 Summer」にて、富士急ハイランドが初めて出展することが注目されています。ここでは、世界初※の叫び声によって加速するVRジェットコースター『超FUJIYAMA!』の体験が待っています。
XRプロジェクトの目指すもの
今年、富士急グループは次の100年に向けた新たな挑戦として、顧客生涯価値を最大化することを掲げています。これにより、リアルな体験にXR技術を組み合わせ、新規顧客との交流や長期的なファンコミュニティの醸成を目指しています。
XRを用いた各種施策により、富士急グループは既存のサービスでは味わえない新しい体験を不可欠なものにしようと試みています。ここには、新たなマーケティング手法が根付くことで、企業と消費者との距離が縮まる可能性があります。
『超FUJIYAMA!』の魅力
出展の目玉となる『超FUJIYAMA!』は、360°カメラで撮影した実写映像に基づくVRコースターで、体験者の叫び声の音量に応じてスピードが変化します。例えば、落下地点で声を量を大きく叫ぶことで、実際のFUJIYAMAの約4倍、520km/hの速度まで加速します。これにより、リアルでは体験できない極限のスリルを提供することが可能になります。加えて、乗車中の絶叫を自動撮影し、ライド後に記念写真をSNSでシェアできる仕組みも搭載されています。
スゴクナガシマスカ
さらに、富士急ハイランドの人気ウォーターアトラクション「ナガシマスカ」を改良した『スゴクナガシマスカ』が登場します。こちらでは、タブレットを通じてクイズに挑戦しながら激流の水路を進むことができます。水しぶきを楽しむ演出や、全身を涼しさで包み込む体験を提供し、従来のアトラクションとは異なるポイントに焦点を当てています。最終的には、巨大招き猫がサプライズをもたらすなど、参加者全体で楽しむ要素が盛り込まれています。
富士急ハイランド バーチャルコミュニティの設立
また、ユーザーとの双方向な関係を築くために、新しい“富士急ハイランド バーチャルコミュニティ”も発足します。このコミュニティは、来場者の意見を取り入れた企画づくりを行うことで、次世代のエンターテインメントを共に創り出すことを目指しています。
バーチャルマーケット出展を記念して、有名なVRChatコミュニティパートナーらが“富士急バーチャルアンバサダー”として参加し、新規メンバーの募集や参加者同士の交流を活発化させる予定です。
今後の展望
株式会社HIKKYは、今後もバーチャル空間を通じた新たな価値を提供し続けることが期待されています。XR技術を活用した新しい体験が多くの顧客の心を掴む時代が、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。今後の取り組みにも注目です。
※調査元:HIKKYによる2026年2月からのWeb検索結果を基にしたデータ