新しいアート支援の形
2021-02-13 10:36:42

アートと福祉が織りなす新たな形「デジタルギフト」販売開始

最近、アートと福祉を結びつける新しい試みとして「デジタルギフト」が登場しました。このプロジェクトは、地域に密着した活動を行う法人が、アート体験を通じて社会貢献を促進することを目的としています。購入者は、誰にでも贈れる手軽さで、地域の福祉施設や教育機関へアート体験を届けられる仕組みです。

新型コロナウイルスの影響で、外出が難しくなった今、オンラインでのアートプログラムの重要性が増しています。これにより、地域を超えて、福祉施設の利用者同士が交流し、アート体験の場を提供することが可能になりました。この取り組みは、参加者の心を豊かにし、自発的な行動を促す大きな力となるでしょう。

この「デジタルギフト」では、購入者が選んだアート体験を相手に贈り、その体験によって受け取る人の心が動くことを目指しています。また、受け取った方々は原則無料でアートプログラムに参加でき、障害者や低所得者の方々も気軽にアートを楽しむことができます。

現在提供されているギフトプランは3種類です。1つ目は「デジタルギフト音を楽しむ人 ジミーピアノソロライブ」で、オンラインで演奏を楽しむことができるプランです。このプログラムは、音楽に特別な情熱を持つアーティストジミーの演奏を通じて、多くの人に感動を届けます。

2つ目は「タップセッションでつくる6ヶ月物語」で、参加者が集まり、タップダンスを通じた交流や発表を行うオンラインプログラムです。この体験は、参加者が互いの表現を学び合い、新しい関係を築く機会となります。

最後は「河童ブギウギを踊ってダンスムービーを撮ろう!」というプランで、福祉作業所に通う人々が一緒にダンスし、それを映像に残します。このプログラムは、利用者同士の絆を深め、さらにその映像を通じて他の人々にも元気を届けることができます。

これらのプランは、購入者が選ぶことで地域の収益を支援し、さらにその売上の一部は参加したアーティストや支援者たちに還元されます。この取り組みによって、アートと福祉の関係をより深めることが可能になり、全ての人が自分らしい形でアートに親しむ機会を得られます。

活動の背景には、タップダンサーであり振付家の伊藤夏子が主宰する「あしおとでつながろう!プロジェクト」があり、彼女が横浜や仙台の福祉施設で行ってきたアートプログラムの経験から、新たなモデルを構築しました。障害のある方々も含め、誰もがアートを楽しむことができる環境を整えるために、クラウドファンディングも実施中です。参加者や購入者の方々は、こうした取り組みを通じて、アートが持つ力を実感し、交流を深めることが期待されています。

この「デジタルギフト」は、アート体験を通じて、福祉と社会貢献をより身近なものとして捉えることができる機会を提供します。さぁ、ぜひこの挑戦に参加して、新たなアートの楽しみ方を体験してみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
NPO法人あしおとでつながろうプロジェクト
住所
神奈川県鎌倉市腰越2-17-10松本方
電話番号

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