インフキュリオンが「yamory」を導入
近年、サイバーセキュリティの問題はますます重要な課題となってきました。株式会社インフキュリオンが脆弱性管理クラウド「yamory」を導入したことで、同社のセキュリティ対策が強化されることとなりました。この記事では、その背景や導入の効果について詳しくご紹介します。
導入の背景
株式会社インフキュリオンは、「決済×テクノロジー」を軸に金融業界におけるイノベーションを目指しています。しかし、同社内で進行中の多くのプロダクトにおいて、脆弱性管理が各チームに任せられているため、全社的な状況を把握することが難しいという課題がありました。特に、Log4jのような重大な脆弱性が発生した際に、その影響範囲を特定し、経営層に迅速に報告するのに時間がかかってしまうことが問題視されていました。
導入にあたり、社内エンジニアから「使いやすい」との評価を得たことが大きな決め手となり、yamoryの導入が決定されました。
yamoryを選んだ理由
yamoryは、直感的で分かりやすいユーザーインターフェースを持っており、クラウドネイティブな環境とも高い親和性を示しました。導入にあたっては、必要なステップが簡単であり、さらに技術的な課題が発生した際には迅速に機能改善してくれるサポート体制が整っていることも選定理由の一つです。
導入後の効果
「yamory」を導入した結果、インフキュリオンは多数のメリットを享受することができました。まず、グループ全体の脆弱性状況をダッシュボードで可視化できるようになり、経営層への状況報告がスムーズになりました。また、オートトリアージ機能により脆弱性のトリアージにかかる手間を大幅に削減することができました。これにより、開発者たちは脆弱性をより自分ごととして捉え、チームのセキュリティ意識の向上に寄与しました。
脆弱性管理クラウド「yamory」について
「yamory」はITシステムの脆弱性を自動捕捉し、管理や対策ができる優れたクラウドサービスです。クラウド環境はもちろん、オンプレミスシステムにまで対応した網羅的な脆弱性管理を実現しています。増加するサイバー攻撃に対して、効率的に脆弱性対策を講じることができるため、ビジネスの成功にとっての強力なサポートとなるでしょう。
まとめ
株式会社インフキュリオンが「yamory」を導入することにより、迅速で効果的な脆弱性管理が実現しました。これは、全社的なセキュリティ意識の向上につながり、企業が今後のデジタルトランスフォーメーションを成功に導くための重要な一歩です。今後も、このような革新的な取り組みを通じて、金融業界の安全性が高まることを期待しています。