#ハリー・ポッター #ポッターモア #J.K.ローリング

ポッターモア・エクスペリエンスサイト日本語版がスタート

2013年11月6日、東京とロンドンから、ハリー・ポッターシリーズの著者であるJ.K.ローリングが手掛けた日本語版ポッターモア（Pottermore.com）がオープンしました。このサイトは、全てのハリー・ポッターファンに向けて、新たな魅力を提供することを目的としています。

ポッターモアは、読者がハリー・ポッターの物語に深く触れることができるインタラクティブなプラットフォームで、美しいイラストに彩られた「モーメント」と呼ばれるシーンを通じて、登場人物や物語の背景に迫ることができます。本サイトでは、著者自身が書き下ろした新しいコンテンツも楽しめます。特にマクゴナガル先生やリーマス・ルーピンに関する人気の情報が満載です。

このサイトでは、物語をただ読むだけでなく、ユーザーは自ら物語の世界を旅する体験ができます。ダイアゴン横丁を訪れ、33,000以上の組み合わせから自分にぴったりな杖を見つけ、ホグワーツ魔法学校の4つの寮に参加できる儀式も用意されています。さらに、同じ寮の仲間と共に、魔法の呪文を唱えたり、ポッターモア・ハウス・カップを競い合ったりすることができます。

日本はハリー・ポッターシリーズの市場として、アメリカに次ぐ第2位であり、さまざまなメディアで大ヒットを記録しています。これまでに24百万冊以上の書籍と75百万枚以上の映画チケットが販売されています。また、2014年にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンにハリー・ポッターのテーマパーク「Wizarding World of Harry Potter」がオープン予定で、さらなる盛り上がりが期待されます。

ポッターモア・エクスペリエンスサイトの日本語版の導入は、英語版の開発に沿ったタイミングで行われました。英語版が2012年4月にスタートした当初は第1巻『賢者の石』のみが掲載されていましたが、日本語版では第3巻まで、それに加え第4巻『炎のゴブレット』の冒頭も楽しめます。

導入当初は、デスクトップPCやタブレットなど、比較的大型のディスプレイでの利用を推奨しています。新規のユーザーは、物語を進めることで新たなコンテンツや体験が追加されていくことに気づくでしょう。さらに、スマートフォンやアプリ向けのポッターモアサイトも近々提供される予定です。

J.K.ローリングはこのウェブサイトを通じて何年も愛されてきたファンにお返ししたいという思いを語り、ファンが自らの旅をサポートする仕組みが備わることを期待しています。ポッターモアには、ハリー・ポッターシリーズの電子書籍を扱うポッターモアショップへのリンクもあり、日本語を含む13の言語で提供されています。電子書籍は最大8回まで異なるデバイスにダウンロード可能です。

11月7日には公式ウェブサイトと連動した『ブックオブスペルズ』がPlayStation®3で発売されます。これにより、ファンは自宅で魔法の体験ができ、自分の杖を使って魔法を学ぶことができます。

この新たなオンライン体験の提供により、J.K.ローリングとソニーのコラボレーションによるポッターモアは、これからも多くのファンに愛され続けることでしょう。

関連リンク

サードペディア百科事典: ハリー・ポッター ポッターモア J.K.ローリング

Wiki3: ハリー・ポッター ポッターモア J.K.ローリング