高岡市美術館に誕生!藤子・F・不二雄ギャラリー
富山県高岡市の高岡市美術館に、藤子・F・不二雄の作品を楽しめる新たなギャラリーが登場します。この「高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」は、2020年12月1日(火)12:00にオープンし、訪れる人々に藤子・F・不二雄の素晴らしい世界を体験できる場を提供します。
藤子・F・不二雄は、日本を代表する漫画家であり、数多くの名作を生み出し、多くの人に愛されています。彼は幼少期から少年時代を高岡で過ごし、この地が彼の創作の原点となりました。このギャラリーでは、藤子・F・不二雄の足跡をたどりながら、その創作活動や生涯に触れることができます。
展示内容の概要
ギャラリーではいくつかの展示セクションが用意されています。
1. 原点としての高岡
ここでは、藤子氏自身が手がけた「幻燈機」を再現し、彼の写真と言葉で紡がれた「ふるさと高岡の記憶」を約4分の映像で紹介します。地域に根ざした創作活動や、上京までのさまざまなエピソードを知ることができる貴重な展示です。
2. まんが家、藤子・F・不二雄
このセクションでは、藤子氏が愛用していたベレー帽やカメラといった実物が展示され、『ドラえもん』などのまんが原画も観ることができます。特に、彼の少年時代の体験に基づいた作品も数多く展示され、その魅力をより深く感じることができるでしょう。
3. 企画展示
期間限定での企画展示も行われます。今回の特別展示は「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」との連携企画で、「原画展 大長編ドラえもん」がラインナップに加わります。
4. ドラえもん像の展示
高岡の伝統産業である高岡銅器で製作されたドラえもんの像も展示され、訪問者はその素晴らしい仕上がりを楽しむことができます。
5. ギャラリーショップとまんがライブラリー
ここでしか手に入らないオリジナルグッズや「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」のグッズも取り揃えられています。また、誰でも自由にまんがを楽しむことができるライブラリーも設置されています。
ご利用案内
ギャラリーの観覧料は次の通りです。
- - 一般・大学生: 500円 / 団体(20名以上): 400円
- - 高校生・中学生: 300円 / 団体: 240円
- - 小学生・幼児(4歳以上): 200円 / 団体: 160円
- - 4歳未満: 無料
シニア(65歳以上)の方は400円で観覧できます。また、障害者手帳を提示することで、障害者本人と介護者1名の観覧が無料となります。
開館時間は9:30から17:00までで、入館は16:30まで受け付けています。月曜日は休館日ですが、祝日の場合は開館し、翌平日が休館となります。年末年始は12月29日から1月3日まで休業です。
ギャラリーの住所は、富山県高岡市中川1-1-30 高岡市美術館2階です。お問い合わせは0766-20-1170まで。
この特別なギャラリーを訪れて、藤子・F・不二雄の世界観に浸る貴重な体験をお楽しみください。