副業でも「残業」になる瞬間とは?
副業をする上で、多くの人が抱える誤解の一つが「副業だから残業は関係ない」という考え方です。しかし、この思い込みが非常に危険であることを理解しておく必要があります。実は、本業と副業の労働時間は合算されるため、1日の労働時間が8時間を超えると、残業扱いとなるのです。これに伴い、残業代の支払義務がどのようになるのか、知識を持っておくことが求められます。
1. 労働時間の合算によるリスク
本業の労働時間に副業を加えた合計が、法定労働時間を超えれば、残業代が発生します。このため、双方の勤務時間を把握せずに働くことは、意図せずして企業や働く側にとっての損失を生む可能性があります。特に、副業が本業との両立である場合、労働時間の管理を怠ることで、法的問題が発生するリスクが高まります。
2. 無料セミナーの開催概要
このような重要なテーマについて知識を深めるため、一般社団法人クレア人財育英協会が2025年8月30日(土)に無料セミナーを開催します。セミナーでは、特定社会保険労務士である小野純氏が講師として登壇し、副業に関する疑問に答えます。
- - 日時: 2025年8月30日(土) 12:00〜13:00
- - 場所: クレア人財育英協会 本社(東京都千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町本社ビル6F)
- - 講師: 小野純(特定社会保険労務士/雇用クリーンプランナー)
このセミナーの内容には、以下のようなトピックスが含まれます:
- - 副業と本業の労働時間合算ルール
- - 1日8時間超の残業代が発生する条件
- - 残業代を支払うのは本業?副業?の判断基準
- - 副業時間管理の実務ポイント
- - 労働基準法に基づく副業労働時間の注意点
3. 講師の紹介
小野純氏は、パワハラ防止法施行前から企業や教育機関で400回以上のハラスメント・労務研修を行ってきた実績があります。彼の講義は「法律をどう現場に落とし込むか」を重視しており、非常に実践的な内容が特色です。また、雇用クリーンプランナー資格の監修や講師も担当しており、学ぶ価値があります。
雇用クリーンプランナー資格とは
この資格は、ハラスメントの「予防」と「相談対応」に特化したもので、実務直結型のオンライン資格です。20時間のプログラムを通じて、現場で必要な対応力を体系的に学び、社内研修にも即使える能力を身につけることができます。全国で650名を超える人がこの資格を取得し、さまざまな分野で活躍しています。
4. メディア対応について
メディア関係者への情報提供も行っており、小野講師への取材やインタビュー、制度解説など、様々なご要望にお応えできます。興味がある方は、ぜひお問い合わせください。
5. まとめ
副業と本業の労働時間の合算がもたらす影響を理解することで、予期せぬトラブルを避けることが可能です。ぜひ、このセミナーに参加して正しい知識を身につけてください。