イライラする上司と幸せな上司の秘密とは?管理職調査の結果
近年、若者たちの多くが「管理職になりたくない」と感じていることが話題になっています。これは、終身雇用が崩れる中での労働環境の変化が影響しているとされますが、その中でも一番の理由として挙げられるのが「目の前の上司が幸せそうに見えないから」という点です。そこで、株式会社ミズカラが実施した調査をもとに、上司のイライラの原因やその解決方法について考察していきます。
管理職のイライラの根源
調査によると、管理職が最もストレスを感じている業務は「意味のない会議への出席」であり、その割合はなんと29.2%にのぼります。次いで「クレーム対応(17.6%)」や「急なトラブルの火消し(12.8%)」が続きます。このような業務は、強制的にかかわらざるを得ないため、ストレスの原因となっています。
特に「意味のない会議」は、管理職が自分の業務に集中する妨げとなるため、組織内での負担を分散することで、少しでも労働環境を改善できる可能性があります。例えば、上司が出席を必要としている会議を見直し、「私に任せてもらってもいいですか?」と言える環境をつくることで、ストレスを軽減できるかもしれません。
管理職の仕事の満足度
調査結果から、管理職の時間管理が仕事の満足度に直結していることもわかりました。特に仕事に多くの時間を割けている管理職は、より高い満足度を得ている傾向があります。調査では、約41.7%の人が10段階評価で満点をつけており、その共通点は一日の時間の使い方にありました。「管理職」という役割において責任感が強いあまり、現場のフォローに奔走する時間が多くなることで、やりがいを失ってしまうこともあるのです。
自律的なチームの力
分析結果から、メンバーの自律性が管理職の幸福度に大きな影響を与えることがわかりました。メンバーが自発的に行動できるチームの管理職は、より高い幸福感を得ている一方で、指示待ちのメンバーだとストレスを感じやすいという傾向が見えてきました。また、メンバーがいない管理職の幸福度は比較的高いことから、時には個人で全てを担ったほうがストレスが少ないこともあるようです。
イライラの原因を自覚する
管理職は組織のプレッシャーを一身に背負いながら、弱音を吐くのが難しい立場です。そのため、メンバーがどのように自身の行動が上司の気分に影響しているかを認識することが重要です。上司が最近イライラしていると感じたら、自分にできる何かを考えてみることが助けになります。自分の行動が上司の負担となっている可能性も考慮し、そこからアクションを起こすことで、より良い毎日をつくる手助けができるでしょう。
結論
調査結果をもとに、管理職の憂鬱の解消には何ができるかを検討してみることが重要です。意味のない業務を引き受けたり、メンバーの自走を促すことにより、目の前の上司を幸せにすることができます。そんな支援ができる人は、仕事に対する充実感をより高めることができ、人生全般もうまくいく可能性があるでしょう。
株式会社ミズカラについて
株式会社ミズカラは、「すべての人に可能性がある」という理念のもと、自己理解を深めるためのキャリアコーチングや組織開発を手がけています。仕事を起点とした人生の充実を目指し、今後も各種サービスを展開していく方針です。