『ろうきん SDGs Report 2025』が示す共生社会の未来への道筋

『ろうきん SDGs Report 2025』の発行について

一般社団法人全国労働金庫協会（理事長：西田安範）は、2025年までの持続可能な開発目標（SDGs）に向けた取組みを広く伝えるため、『ろうきん SDGs Report 2025』を発行しました。このレポートは、2019年に策定された「ろうきんSDGs行動指針」に基づき、全国の労働金庫が行っている多彩な活動を紹介しています。

目的と内容

本レポートは、ろうきんが地域社会や会員と連携し、支え合いの精神に基づく取組みを進める姿勢を明示しています。特に、労働者の生活向上や地域の発展に資する様々な活動が取り上げられており、参加者や各団体の協力によって拡大した「共感の輪」を形成することが目的です。

どんな取組みが行われているか

レポートの内容は、ソーシャルビジネスへの融資事例から始まり、地域に密着した組織やNPO、自治体との連携による実績が具体的に紹介されています。これにより、SDGsの理念が実践されている状況が明確に示されています。

SDGs達成に向けた協同組織金融機関の役割

ろうきんは、職業の安定と生活の向上をめざすため、金融機関としての役割を果たすだけでなく、地域の課題解決にも尽力しています。これには、子育てや介護といった社会的な問題を抱える人々を支える活動も含まれます。「人々が支え合う共生社会」という理念のもと、ろうきんは多様な支援策を展開しています。

国際協同組合年の意義

2025年は、国連が設定した「国際協同組合年」にあたります。国連は、協同組合が果たす役割を高く評価し、様々な取り組みを通じてSDGsに貢献する重要性を強調しています。ろうきんは、協同金融機関としてこの国際的イベントに賛同し、より良い社会を実現するための活動を続けていきます。

まとめ

『ろうきん SDGs Report 2025』は、全国のろうきんが行っているSDGsへの取り組みを一冊にまとめた貴重な資料となっています。これを読むことで、持続可能な社会への第一歩として地域の役割や協力の重要性を再確認する良い機会となります。興味のある方は、協会のホームページからデジタルブック（全32頁）を無料で閲覧することができます。

このレポートが、多くの人々に共感の輪を広げ、共生社会の実現に貢献することを期待したいです。