新型面会端末登場
2025-03-19 14:38:28

新型ビデオ通話端末「ワンタッチ面会テレビ ソバニル」をJR東京総合病院に導入

新たな医療サービスの始まり



株式会社ジェイアール東日本企画は、コロナ禍以降も続く面会制限の中、入院患者とその家族をつなぐ新しいビデオ通話端末「ワンタッチ面会テレビ ソバニル」の提供を開始します。このサービスは、2023年3月24日にJR東京総合病院の新病棟「A棟」において初めて導入され、患者と家族の新たなコミュニケーションツールとして期待されています。

デザインと操作性の追求



「ワンタッチ面会テレビ ソバニル」は、非常にシンプルな操作でビデオ通話を開始できる画期的なサービスです。端末は病院側から患者およびそのご家族に貸し出され、病室と自宅を常時オンラインでつなぎ、「開閉」のワンタッチ操作で通話が可能です。これにより、特に高齢者や幼いお子さまでも容易に使いこなせるため、サポートが必要な人々にとっても、ストレスなく利用することが出来ます。

この端末のデザインには、日本の伝統的な障子戸の要素が取り入れられており、通話中も接続先の部屋の明暗をリアルタイムで反映させることができます。これにより、遠隔であっても家族の温もりを感じながら安心して入院生活を送ることが可能になります。

医療現場の負担軽減



コロナ以降、多くの医療現場では面会制限が求められ、多くの患者とその家族が孤独感を抱いていました。オンライン面会サービスはその解決策の一つとして注目されていますが、従来の方法では手続きや操作が複雑であったため、特に高齢者にとってはハードルが高いものでした。

「ソバニル」は、病院がすべての通信環境と機器を設定した状態で提供され、患者や家族が簡単に操作できるため、看護スタッフにかかる負担を軽減する効果も期待されています。これによって、看護師は本来の業務に集中できる一方で、患者とその家族同士のコミュニケーションも円滑に進みます。

今後の展望



ジェイアール東日本企画は、今後「ワンタッチ面会テレビ ソバニル」を全国の医療・福祉施設へ拡大していく計画です。特に、国内最大手の医療・介護用ベッドメーカーであるパラマウントベッドグループとの連携により、より多くの医療機関に導入されることが見込まれています。実際、パラテクノ株式会社との協力により、同社のサービスネットワークを利用して、全国規模でのサポート体制を強化することが目指されています。

このように、「ワンタッチ面会テレビ ソバニル」の導入は、患者、家族、医療従事者の三者にとって多くのメリットをもたらす新しい医療サービスとして、多くの期待が寄せられています。デジタル技術を活用した新しい医療の形が、今後どのように進化していくのか、ますます目が離せません。

公式サイト



公式ウェブサイトでは、サービスの詳細や利用方法について紹介されていますので、ぜひご覧ください。ワンタッチ面会テレビ ソバニル

会社情報



ジェイアール東日本企画は、JR東日本グループの一員として、地域の医療と福祉の向上に貢献しています。また、新事業創造プログラム「ON1000」を通じて、社員のアイデアを実現し続ける姿勢で、より良いサービスを提供していきます。この取り組みが、全国各地での医療現場の課題解決にも繋がることでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

画像24

画像25

会社情報

会社名
東日本旅客鉄道株式会社
住所
東京都渋谷区代々木2-2-2JR東日本本社ビル
電話番号

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。