保護者が求める写真のニーズを探るメモリッジのアンケート結果
リンクエイジ株式会社が提供するスクールフォトサービス『メモリッジ』では、保護者のニーズを把握するために第5回となる顧客アンケートを実施しました。約1,984名の保護者が参加したこの調査は、幼稚園や保育園などでの写真のニーズや購入動機を探るものです。以下に主なポイントをまとめてお伝えします。
調査の概要
このアンケートは、幼稚園・保育園・認定こども園に通う子供を持つ保護者を対象に、特定条件の下でインターネットを通じて行われました。調査期間は2024年8月から9月にかけてで、16の質問項目に対する回答を得ています。
主な調査結果
1. リアルタイム感の重要性
調査結果によると、60%以上の保護者が「子供の様子をリアルタイムで見たい」と感じていることが分かりました。このデータは、前回の調査の43%から大きく増加しています。これは、ますますリアルタイムでの情報収集を求める保護者のニーズが強まっていることを示しています。
2. 興味や関心からの写真閲覧
次いで、26%の保護者が「見たいイベントの写真掲載が始まったから」と理由を挙げています。これにより、特定のイベントに対する興味が、写真を見る動機になっていることが明らかになりました。
3. リマインド機能の活用
会員登録を行うことで、写真掲載開始日の通知が届く仕組みも好評です。リアルタイムでの情報提供が、忙しい保護者にとって大きな利点となっています。
購入後の活用方法
調査では、購入した写真の活用方法についても聞きました。「家族や親族と共有」が前回より7.5%増加し、デジタル形式での利用が進んでいることが伺えます。一方で、従来のアルバムなどでの保管用途は減少傾向にあり、リアルタイムでの共有ニーズが高まっていることが示されています。
購入しなかった理由
過去の調査からの改善点として「購入したいと思える写真がない」が34.7%に減少しましたが、金銭的理由が増加していることも確認されました。この背景には、物価高や世帯の経済状況が影響していると考えられます。
ニーズの多様化に対応するために
「1人で写っている写真が欲しい」とのニーズが高まり、友達や先生との写真も求められています。このことから、保護者は子供の個人の成長だけでなく、社会的な関係性も重視していることが分かります。今後は、双方のニーズを満たすような写真提供が求められます。
まとめ
今回のアンケート結果は、保護者が求める写真のニーズが過去からどのように変わってきているかを示す貴重なデータとなりました。また、保護者のニーズに応えた写真販売サービスを提供するために、メモリッジの役割が重要であることが再認識されました。今後も、保護者の期待に応えるべく、サービスの改善に努めていく必要があります。
今後の調査やサービス改善にぜひご期待ください。
投稿者プロフィール
リンクエイジ株式会社 マーケティング企画部2課マネージャー 古澤真生
保育短大卒業後、大学付属幼稚園での勤務を経て2020年にリンクエイジに入社。魅力あるサービスを提供するために日々努力しています。