「TOKYO CITY CANVAS 助成」がスタート!街を彩るアートプロジェクトを支援
街の風景をアートで彩る「TOKYO CITY CANVAS 助成」
東京都は、街の景観をより魅力的にするため、新たな文化プロジェクト「TOKYO CITY CANVAS」を始動させました。このプロジェクトは、工事現場の仮囲いをキャンバスに見立て、そこにアート作品を掲出することで、街に新たな活力を与えようとするものです。
今年度より、この「TOKYO CITY CANVAS」プロジェクトの一環として、民間企業などが行うアートプロジェクトを対象とした助成金の募集が始まりました。この助成金は、東京都内の工事現場の仮囲いを活用したアート作品の掲出を支援するものです。
助成金の対象となる事業
助成金の対象となるのは、東京都内の工事現場の仮囲いを活用し、街の魅力を高めるようなアート作品の掲出です。屋外広告物条例や景観条例などの必要な許可申請等の手続が終了し、期間内に掲出できる実現可能性のあるプロジェクトが対象となります。
助成の内容
助成内容は、制作・施工にかかる対象経費の2分の1以内(上限2,000万円)、およびアート・デザイン制作費として上限300万円まで実費を支援するものです。ただし、仮囲い本体の費用や設置に係る費用は助成対象外となります。
申請期間
申請受付期間は、令和6年7月16日(火曜日)から8月23日(金曜日)までです。詳細については、アーツカウンシル東京ホームページをご確認ください。
「TOKYO CITY CANVAS」第一弾
「TOKYO CITY CANVAS」第一弾では、都立駒沢オリンピック公園総合運動場で、東京都とアーティスト原田郁(はらだいく)が協働制作した仮囲いアートが2024年4月26日から掲出されています。高さ3メートル・幅約90メートルに及ぶ大規模な屋外アートは、「みどり豊かな景観との調和」「様々な世代・背景の方が利用する公園との親和性」をテーマに制作されました。
街の風景をアートで彩る
「TOKYO CITY CANVAS」プロジェクトは、街の風景をアートで彩り、人々に新たな感動や発見を提供する取り組みです。本プロジェクトを通して、東京都は、街をより魅力的な空間へと進化させていくことを目指しています。