杉山悟史、待望の新作『Monologues』発表
ジャズ・ピアニストの杉山悟史が、実に15年ぶりとなる2ndアルバム『Monologues』を2026年3月25日にリリースする。この作品は、彼が音楽活動を通じて築いてきた自己との対話をもとにしており、これまでのキャリアの集大成とも言える内容となっている。
杉山は幼少期をドイツのハンブルクで過ごし、音楽への道を歩み始めた。2010年には1stアルバム『Someday』で正式にデビューし、関西を拠点に全国での演奏活動を行ってきた。彼はまた、海外のジャズフェスティバルやニューヨークへの渡米など、音楽的な経験を重ねており、その成果が新作にも色濃く反映されている。
アルバム『Monologues』の魅力
本作『Monologues』には、杉山が自身の音楽的成長と探索を反映させた8曲が収録されている。その中には、彼のオリジナリティあふれる楽曲「Spring to Come」や「Jacht」が含まれており、これらはそれぞれ、春に感じた希望や、幼少期に目にしたエルベ川の景色からインスピレーションを得たものだ。さらに、ビリー・ストレイホーンやセロニアス・モンクのジャズ・スタンダードも披露されており、聴く者に多様な音楽体験を提供する。
杉山は新作について、「さまざまなミュージシャンと共演する中で、自分が本当に表現したいことを問い直すようになった」と語る。彼はソロ・ピアノというシンプルな形で、自己の現在地を記録したいという強い思いを持って取り組んだ。聴く人それぞれの時間に響く、静かで深い作品になればとの願いも込められている。
リリース情報とライブ予定
アルバム『Monologues』は、ディスクユニオン/DIWのジャズ・レーベルKamnabi Recordsから発売され、CDフォーマットで展開される。価格は税込み2,750円。主要販売店はディスクユニオン、タワーレコード、HMV、Amazonなどが予定されている。また、アルバムの発売に先駆けて、1月28日にはシングル曲「Jacht」のハイレゾ配信が開始される。
さらに、杉山悟史はアルバム発売を祝うライブを2026年3月17日に大阪の梅田Jazz Club GALLONにて開催する予定だ。このライブはファンにとって新曲を初めて体感できる貴重な機会になるだろう。
杉山悟史のプロフィール
杉山悟史は、4歳から12歳までをドイツのハンブルクでの音楽教育を受けた独自の経歴を持つ。関西学院大学でジャズと出会い、在学中に地元のライブハウスで活躍を始める。2008年には「第2回神戸ネクストジャズコンペティション」で準グランプリを受賞。さらには、2012年にはニューオリンズのフレンチクオーターフェスティバルに出演、2014年には単身アメリカに渡るなど、国際的な音楽シーンでも積極的に活動している。
近年は、NHKの朝の連続テレビ小説にも出演しており、音楽指導者としても評価されている。自身の音楽活動に加え、シンガーKIRAとの楽曲制作にも携わるなど、多方面での活躍が期待されている。
今後、杉山悟史の音楽がどのように進化していくのか、そして新作『Monologues』がどのように受け入れられるのか、ますます楽しみである。