2023年、フードロス削減に向けた取り組みが話題を呼んでいます。その中でも特に注目を集めているのが、長崎県時津町に位置する「ブーランジェリーコナ」です。このパン屋では、地域のふるさと納税の返礼品として「訳あり コナのおまかせパンセット」を提供しており、多くの人々に受け入れられています。
ブーランジェリーコナの理念とSDGs
ブーランジェリーコナはSDGsの目標12を意識し、食品ロスの削減に尽力しています。目標12.3では、実に2030年までに世界中の食品ロスを半減させることが掲げられており、コナもこの大きな目標達成の一環として地域貢献を行っています。「訳あり」の名の通り、見た目に少々難があるパンでも、味は変わらず絶品。こうしたパンを無駄にすることなく、ひとりでも多くの皆さんに楽しんでいただくことを目的としたセットです。
シンプルなのに深い、コナの美味しさ
ブーランジェリーコナのパンは、国産とフランス産の高品質の小麦粉を使用し、各パン職人が手仕事で丁寧に焼き上げています。このパン作りには家族経営ならではの、温もりが詰まっていて、時津町内外で多くのファンを生んでいます。2007年の創業以来、多くの人々に愛され続けられています。
店舗の温かい雰囲気
店主とその家族が協力し合いながら経営している店内は、先代が手掛けた家具がリメイクされている温かい空間。お客様が来店すると、店主のお母さんが笑顔で迎え、大きな笑い声が店内を包みます。このような居心地の良さも、コナの人気の一因になっているのでしょう。
『訳あり コナのおまかせパンセット』
「訳あり コナのおまかせパンセット」は、15個から20個が含まれ、寄付額は12,000円です。贈り物にも、自分用にも最適なセットとなっています。詳しくは楽天とふるさとチョイスのサイトでご覧になれます。
時津町について
時津町は、長崎市の北側に隣接し、波静かな大村湾に面した人口約3万人の町です。交通アクセスも良好で、最近では多数の大型商業施設も進出しており、地域経済の活性化に寄与しています。国道206号沿いは、1日の交通量が4万台を超えており、地域の発展も目まぐるしいものがあります。この活気ある町で、地域の皆さんと共に成長し続けるために、より多くの方々の応援が待たれています。
寄付金の用途
集まった寄付金は、町づくりに活用されます。具体的には、安全・安心のまちづくりや、子どもたちの健やかな成長、高齢者が快適に生活できる環境、都市基盤整備などに使用されます。
株式会社サイバーレコードの役割
さらに、この取り組みには株式会社サイバーレコードが深く関与しており、2008年に設立されて以来、ECビジネスにおける支援を行ってきました。会社は、地域貢献の一環として、ふるさと納税事業にも取り組んでいます。代表の増田一哉氏は、「地域の皆さんの笑顔が私たちの喜び」と語っています。
新たな試みとしてのパンセットは、ただの食品提供を超え、地域や社会への思いが詰まった一品。ぜひ、皆さんも「訳あり コナのおまかせパンセット」を手に取り、その美味しさと情熱を体験してみてはいかがでしょうか。