八幡垣睦子―古裂のメタモルフォーゼ展の詳細
2024年11月26日から12月21日まで、丸紅ギャラリーにて開催される「八幡垣睦子―古裂のメタモルフォーゼ」展は、伝統的なキルト技法を基にした新たな芸術作品が展示される特別な機会です。八幡垣は、1990年代から創作活動を行い、その作品数は350点に及びます。本展では、彼女の初期作品から最新作まで24点を厳選して公開します。
八幡垣睦子は、日本の古い染織品を使い、その裂帛を緻密に組み合わせて作品を制作しています。彼女のアプローチは、江戸時代から昭和までの時代背景を持つ染織品に新たな生命を吹き込み、花鳥風月といった日本の伝統的モチーフを独自の視点で再解釈するものです。作品は、単なる布の集まりではなく、それぞれに物語が宿っています。
この展覧会のコンセプトは「古今東西の美が共鳴する空間」です。丸紅ギャラリーは、八幡垣の作品を通じて、観覧者に深い思索の時間を提供します。美術品を見るだけではなく、過去の染織品が持つ文化や歴史をゆっくりと感じ取ることのできる貴重なチャンスです。
展覧会詳細
- - 開催期間: 2024年11月26日(火)〜 12月21日(土)
- - 開館時間: 10時〜17時(入館は16時半まで)
- - 休館日: 日曜日・祝日
- - 入館料: 一般500円(高校生以下無料)
- 障がい者手帳保持者及びその介助者1名は無料
- 和装での来館者は無料
- - キャッシュレス決済のみ: 現金は利用できません。
入館料は全額が社会福祉法人丸紅基金に寄付されるため、美術館を訪れることで地域社会への支援にもつながります。また、訪問者にはキャッシュレス決済の利用が推奨されていますので、事前に支払い方法を確認しておくことをお勧めします。
丸紅ギャラリーについて
丸紅は1858年に設立され、長年にわたり繊維業界に携わってきました。この過程で収集した江戸時代の染織品や西洋絵画が「丸紅コレクション」として広く知られています。2021年11月に開館した丸紅ギャラリーは、これらのコレクションを基にした多様な展覧会を展開し、「古今東西の美が共鳴する空間」というテーマを掲げています。
公式の情報は
こちらで確認できます。また、最新情報は公式InstagramやFacebookをフォローすることで得られます。
今後の展覧会予定
2025年春には「ボッティチェリ美しきシモネッタ」特別公開展も控えており、こちらも注目のイベントとなるでしょう。
八幡垣睦子の展覧会は、アートと歴史、そして文化に触れる貴重な機会です。この機会を逃さず、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。