JTB、産後ケア体験ギフト「BecomeMommy」の提供開始
株式会社JTBが新たに登場させた「BecomeMommy」は、産後ケア体験ギフトとして注目を集めています。このサービスは、産後うつの増加や産後ケア施設の低利用率といった社会の課題を解決することを目指しており、母親たちに安心して利用してもらうための機会を提供します。
産後ケアを支える背景
日本では少子化が進行する中、約10人に1人が産後うつを経験していると言われています。しかし、国内の産後ケア施設の認知度や利用率は非常に低く、全国でわずか10.9%にとどまっています(こども家庭庁の資料より)。多くの母親が直面する心理的、経済的、身体的な障壁が、彼女たちの産後ケア利用の妨げとなっています。
「BecomeMommy」は、このような現状を改善するために、JTBの未来創造部会のプロジェクトとして発足しました。産後ケアを贅沢ではなく、贈り物として提供することで、母親が受け入れやすい心理的な環境を整えています。
企業と母親を支える新たなソリューション
働く女性の妊娠や出産に対する不安は、職場復帰に対する懸念も増大させています。企業も優秀な女性社員を失いたくないという思いから、働く母親を支援する姿勢が求められています。「BecomeMommy」は、企業が女性社員の心身の健康をサポートし、育児と仕事の両立を助けるソリューションです。これにより人材定着を促し、企業文化の多様性も向上します。
「BecomeMommy」の特長
「BecomeMommy」は新しい形のギフトとして、産後ケア施設や託児シッターサービスを利用できる体験を提供します。以下はその主要な特長です:
1.
選べる体験: 産後ケアを「贈り物」として受け取ることで、体験利用への心理的ハードルを軽減します。
2.
経済的負担ゼロ: 贈り主が料金を負担するため、母親の経済的負担はありません。
3.
心身両方のサポート: オリジナル絵本を通じて「育児はひとりで抱えず、他者に頼る」という意識を促します。
4.
手軽な予約システム: JTBからのギフト購入後、母親はQRコードからアクセスし、希望の体験を簡単に予約できます。
「BecomeMommy」は、首都圏や大阪、福岡、京都など全国の提携提供施設を通じて、さまざまなプランを提供します。これにより、母親が心地よく利用できる環境が整えられています。
モニターの声と提供価値
「BecomeMommy」は、2025年5月から2026年3月にかけて行った体験モニターからも高い評価を受けました。モニターたちは、「自分専用の時間を楽しめた」「周囲のサポートを実感できた」といった感想を寄せ、ギフトとしての高い需要があることを示しました。
企業も「BecomeMommy」の導入に関心を示しており、多くの参画企業がこの新しい取り組みを支援しています。子育てを支える社会の構築は、皆にとって重要な課題であるが故に、JTBはさらに多くの母親にこのサービスを提供していく予定です。
今後も「BecomeMommy」は、全国での展開を推進し、子育てをみんなで支える文化を育んでいきます。JTBは、このような取り組みを通じて全ての母親が安心して笑顔で子育てできる社会の実現を目指しています。