ジャニーズの『AITSU』プロジェクトが感染症対策を楽しく啓発

新型コロナウイルスの影響が続く中、感染症対策への意識は徐々に低下しています。緊急事態宣言が解除されてから約半年が経過し、多くの人々の行動が元に戻ってきた結果、手洗いや空気清浄の実施が減少しています。最近の調査では、特に「不要不急の外出を控える」行動が10ポイントも下がるなど、危機感が薄れていることが浮き彫りになりました。この傾向を受けて、ジャニーズグループが立ち上げた『Johnny’s Smile Up! Project』が新たなプロジェクト『AITSU』をスタートさせました。

このプロジェクトは、エンターテインメントを通じて人々に感染症対策をさらなる意識向上を目指しており、ユニークなキャラクター『AITSU』を用いて多世代に訴求しています。『AITSU』は明るいキャラクターであり、感染症防止活動を楽しく促進することを目的としています。プロジェクト名の由来には、手を上げて伝える「サムズアップ」というポジティブなメッセージも込められています。

『AITSU』のデビューを飾っているのが、このほど公開された『AITSU』ムービーです。2020年11月24日より、東京や大阪、福岡などの主要8都市のデジタルOOH広告ボードでランダムに配信が行われ、様々な場面で目にすることができます。このムービーは、マスクの着用や手洗い、手の消毒、換気、ソーシャルディスタンスなど、5つの重要な感染症対策をテーマにしています。

各篇はストレートなメッセージだけでなく、楽しさと共に感染症対策を再認識させようという工夫がされています。『つづけよう、感染症対策。』という言葉のもと、視聴者に呼びかける内容は、エンタメを通じての啓発活動として今後大きな役割を果たすと期待されています。

さらに、プロジェクトの公式TwitterやYouTubeチャンネルでも多数の情報が発信されています。特にYouTubeチャンネルでは、直接的な感染症対策に関するコンテンツも視聴でき、視聴者は自宅に居ながらにして啓発を受けることができます。子供から高齢者まで幅広い世代にアピールする内容が展開されており、家庭内での取り組みも推進されています。

『Johnny’s Smile Up! Project』はこの活動にとどまらず、他の社会貢献活動にも積極的に取り組んでいるため、今後の展開にも注目が集まります。感染症との闘いはまだ続いていますが、こういった活動を通じて、より多くの人に正しい知識と行動の大切さを伝えていくことが求められています。次世代を担う子供たちのためにも、私たちなりの感染症対策をしっかりと続けていきましょう。