音楽産業のデジタルシフトを学ぶ「Music First 2024」
ストリーミングプラットフォームの普及により、音楽の消費スタイルが大きく変化しました。これに伴って、世界中のレコード産業が新たな活気を迎えていますが、日本市場においては依然としてCDなどのフィジカルメディアが主流です。このため、日本の音楽産業は世界市場の成長率において遅れをとっています。この状況を打開するためには、日本の音楽をどのようにして国際的に広めることができるかが重要なテーマとなっています。
この課題を解決するために、新講座「Music First 2024」が開催されます。このプログラムは、音楽マーケティングの第一人者である松島功氏が講師を務め、音楽のデジタル流通に関わるイノベーションを重点的に学ぶことができます。2020年より展開されてきた「New Standard Music Marketing」の集大成でもあり、受講者は最新のマーケティング手法を体系的に理解することができます。
講座の概要と日程
「Music First 2024」は、以下のように展開される全4回講座です。オンラインでの開催で、アーカイブも視聴可能なので、参加者は忙しい日常の中でも学び続けることができます。
- - 講座名: Music First 2024
- - 共催: Independent Label Alliance Japan(ILAJ)、(株)レコチョク
- - 開催日程:
- 第1回(3月19日): 「音楽の届け方が変わった理由」
- 第2回(4月2日): 「音楽アーティストとファンの繋がり」
- 第3回(4月16日): 「眺めるだけの数字 to 行動する数字」
- 第4回(4月23日): 「Billboardから見る2024」
- - 時間: 各日18:00~19:30(90分)
- - 場所: ZOOM(オンライン)
- - 参加料:
- 全4回通し券: 一般価格14,000円、ILAJ会員価格8,400円
- 1回券: 3,500円
- - チケット販売: Peatixにて2024年2月14日から販売開始
詳細は
こちらをチェックしてください。
各回の講座内容
講座は音楽マーケティングの幅広い知見を深める内容が計画されています。第1回では、これからの音楽配信のあり方を考える回となり、第2回ではアーティストとファンの関係構築について探求します。
第1回: 音楽の届け方が変わった理由
音楽配信の変遷を辿り、新たなアプローチの必要性を認識します。
第2回: 音楽アーティストとファンの繋がり
SNSを活用したコミュニケーション戦略について学び、ファンとの絆を深める方法を模索します。
第3回: 眺めるだけの数字 to 行動する数字
データを活用したマーケティングの重要性に焦点を当て、行動につなげるための具体的な知識を習得します。
第4回: Billboardから見る2024
特別講師を交え、最新の音楽トレンドや日本の音楽のグローバルヒットに関するデータ分析を行います。
まとめ
「Music First 2024」は、音楽業界で働くすべての人々に新たな視点と知識を提供します。デジタル時代における音楽のマーケティング手法を学ぶことで、アーティスト自身もこの変化に適応し、より広く音楽を届ける力を身につけることができるでしょう。興味のある方は、ぜひ参加をご検討ください。
これからの音楽マーケティングに必要な知識を身につけ、新たな扉を開くチャンスです。