顔の見える再エネ発電所が1000ヵ所突破!
「顔の見えるライフスタイル」をコンセプトに再生可能エネルギー事業を展開する株式会社UPDATERが、再生可能エネルギーを調達する発電所の数が1011ヵ所を超えたことを発表しました。この発電所は、2024年6月30日時点での数字です。
みんな電力の概要
UPDATERが提供する「みんな電力」は、全国から再生可能エネルギーの電気を調達するサービスです。「顔の見える再生可能エネルギー100%」を理念に、電気の生産者の想いや背景を可視化し、利用者に電力の選択を楽しんでもらう新しい価値を提供しています。現在、42都道府県にわたりさまざまな種類の電源(太陽光、風力、バイオマス、水力など)から電気を調達しており、各発電所のストーリーをWEBサイトで紹介しています。
さらに、利用者は毎月の電気料金から選んだ発電所に100円を届ける「応援」サービスを利用できます。これは追加費用なく、地域の発電所を支援する機会を提供しています。応援を続けることで返礼品やイベント参加などの特典もあるため、利用者と生産者の繋がりが深まる仕組みが作られています。
特徴的な発電所の紹介
柏そらぴか発電所第1号
千葉県柏市にある「柏そらぴか発電所第1号」では、障がい者生活介護施設「ザザビー・ドゥ」の屋上に375Wのパネルを40枚設置し、電気の自家消費を行っています。この取り組みは、地域住民と一緒に行われており、パネルオーナー制度が導入されています。オーナーは銀座環境会議という一般社団法人で、彼らは持続可能な社会を目指して活動しています。
相模原ソーラーシェアリング前戸4号発電所
神奈川県相模原市に位置するこの発電所では、かつて耕作放棄地だった場所でブルーベリーを栽培しながら電気を生成しています。この発電所は地域住民との協力関係が築かれており、災害時の電源供給にも対応できるようになっています。また、SDGsに関する学びの場ともなっており、多くの訪問者を迎えています。
株式会社UPDATERについて
UPDATERは、再生可能エネルギー事業の「みんな電力」に加え、ウェルビーイング、生物多様性等に関する特別なサービスを展開しながら、「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指しています。特許技術を利用して国内で初めての電力トレーサビリティを商業化し、多くの受賞歴も持つ企業です。会社の所在地は東京都世田谷区で、2011年に設立されました。
このような取り組みを通じて、UPDATERは地域に根差した持続可能なエネルギー供給を進めており、利用者に新たな電力の選び方を提供しています。これからもさらなる発展が期待されます。