みらさぽ絵画・作文コンクール結果発表
2023年、文部科学省後援の『第12回 みらさぽ絵画・作文コンクール』の受賞作品が決定しました。このコンクールは、青少年の健全な育成を目指し、家族の絆や冒険心をテーマにした作品を募集しており、今年は1,477点の応募がありました。具体的には、絵画が622点、作文が855点です。
文部科学大臣賞受賞作品
今年の文部科学大臣賞には、千葉県の中学3年生・山口心花さんの絵画『祖母とシロップ』と、兵庫県の中学2年生・宮崎純大さんの作文『母のこと』が選ばれました。これらの作品は、いずれも深い思いが込められており、高く評価されています。
絵画部門:山口心花さん『祖母とシロップ』の概要
山口さんの作品は、祖母が毎年作る果物のシロップを共に作った思い出を描いています。審査員からは、作品に込められた情景が非常に色鮮やかに描かれており、まるで油絵のような質感があると評されています。特に、筆使いや色使いが個性的で、見る人を引き込む魅力があります。
作文部門:宮崎純大さん『母のこと』の概要
宮崎さんの作文は、優しく寄り添ってくれる義母への感謝と、いつかは「お母さん」と呼びたいという願いが込められています。審査員は、彼の中にある新しい家族の在り方を描いた独創的な視点を高く評価しました。この作品は、心の中で母性愛を意識し、その関係を見つめ直す様子が繊細に表現されています。
その他の受賞作品
文部科学大臣賞には、未来サポート賞も設けられており、奈良県明日香村の1年生・水野紗良さんの『とんでみせるぞ!』と福岡県北九州市の5年生・能美になさんの『きずなの生まれた小さな部屋』が受賞しました。さらに、佳作には全国各地の若き才能が選ばれました。
佳作受賞者の一部
- - 熊本県 熊本市 小1 石田一葉さん
- - 愛知県 蒲郡市 小2 柴田大和さん
- - 沖縄県 本部町 小6 山入端晃帆さん
コンクールの目的
このコンクールは、 DAC未来サポート文化事業団が設立された2013年から毎年開催されており、勇気を持つことや自然を大切にする心を育むことを目的としています。文部科学省の後援を受けてからは、さらに信頼性のある大会となっており、全国的に広がりを見せています。
DAC未来サポート文化事業団について
DAC未来サポート文化事業団は、広告会社DACグループの理念と行動指針を基盤に、青少年の育成に力を入れています。同団体は、本コンクールだけでなく、文部科学省認定の『DACセブンサミッツ冒険教室』など、さまざまな社会貢献活動を行っています。これからも、次世代の育成に個性的かつ独創的な取り組みを続けていくことでしょう。
会社概要
代表理事: 石川和則
設立: 2013年6月7日
所在地: 東京都台東区東上野4-8-1 TIXTOWER UENO 13F
URL:
miraisupport.or.jp
このような素晴らしい作品たちが、未来の担い手としての若者たちの成長を促すことを期待します。次回の応募を心待ちにしながら、各作品に込められた思いを大切にしていきたいですね。