稲葉洋介、全国アビリンピックで金賞を獲得
東京都ビジネスサービス株式会社の社員、稲葉洋介さんが、「第45回全国障害者技能競技大会」、通称アビリンピックで金賞に輝きました。この素晴らしい成果は、当社にとって初めての金賞受賞となります。
アビリンピックとは?
アビリンピックは、障がいを持つ方々がスキルを競い合い、サポートする社会を促進することを目的に、定期的に開催される大会です。参加者は日々磨いてきた技術を披露し、企業や社会全体に障がい者雇用への理解を深める重要なイベントです。
稲葉さんの挑戦
稲葉さんは中学1年生からプログラミングに親しみ、なんと40年以上の経歴を持つベテランです。今年のアビリンピックでのコンピュータプログラミング部門において、見事金賞を受賞しました。彼は昨年大会で銅賞を受賞しており、今回で大会への出場は3回目。挑戦を繰り返すその姿勢が、今回の成功を導いたのでしょう。
彼は東京都ビジネスサービスにおいて、新入社員向けのPC関連研修を担当しており、業務に対する姿勢や情熱は多くの社員に刺激を与えています。この金賞受賞は彼自身の成長だけでなく、同社における社員全体のモチベーション向上にも寄与しています。
社会への影響
この金賞受賞は、東京都ビジネスサービスがどのように障がい者雇用を推進しているのか、その実績の一つを示す好例です。当社は特例子会社として、誰もがその能力を活かせる職場環境を整えています。その取り組みが今回の快挙を実現させ、さらなる障がい者雇用の理解と促進に繋がると期待されます。
本人コメント
稲葉さんは金賞を受賞したことについて、「このたび金賞を受賞でき、大変光栄に思います。社内外の多くの方からいただいた応援が大きな支えとなり、最後まで力を発揮することができました。今回の受賞を自信に変え、今後も勇気を持って挑戦を続けてまいります。」と語っています。彼の言葉は、今後の活動への意欲を見せてくれます。
今後の展望
次回のアビリンピックは2025年10月に愛知県で開催される予定です。この大会を見据えた準備と、稲葉さんをはじめとした社員のさらなるスキル向上に期待が寄せられます。東京都ビジネスサービスは、今後も障がい者雇用の模範となり、多様性を尊重した企業文化を築いていくことでしょう。